8話のあらすじ
無事にフェナを助けることに成功するも、アベルに撃たれた雪丸は重傷を負ってしまう。椿は馴染みの医者がいるというシャウエンの街を目指すことに。フェナが施した応急処置と医者の手当てにより雪丸の命は助かるが、皆が喜ぶ中で唯一紫檀だけが苛立ちを抱えていた。
かつてフランツが命を落とし雪丸も大怪我を負った時も、今回再び雪丸が重傷を負い皆が追われう身となったことも、全て魔女たるフェナのせいだと言い切る紫檀。そのことを聞いてしまったフェナは……。
8話の感想
皆の中でただ一人フェナを魔女と呼び見捨てようとした紫檀の胸中が明かされた第8話。前半は正直紫檀が腹立たしくて辛かったです。今までフェナに優しくしてきたのはなんだったのよ……。
紫檀は幸久からフェナが魔女の血筋であること、魅入られ破滅していった男たちを見てきたこと、そして雪丸が魔女に魅入られてしまった時はフェナを始末するよう命じられていました。
でもずっとフェナを警戒し魔女だと忌み嫌っていたわけではないと思うんですよね。もしそうならやっぱり弓を教えたりはしなかったはずだから。きっとそこをフェナも分かっていたから、どんなにフェナに酷いことを言っても全てが本心じゃないと気づいたのかも。もしくはそう信じたくて足掻いたら、紫檀の心を開けたのかな。
紫檀の雪丸に対する思いも非常に複雑そうでしたね。ただの親愛や憧れ以外にも、嫉妬や劣等感もあったのかなあと。フェナを仲間だと思う気持ちと、雪丸に対する気持ちと、命令に背けないという様々な要因に縛られて、フェナにああ言うしかできなかった紫檀を思うと涙が出そうになりました……。
そして雪丸。今度こそフェナを守ると誓って指先に誓いのキスをするシーン。あの雪丸が、照れもせずにこんな大胆なことを……!? と思ったら安定の耳真っ赤で去っていく後ろ姿に拍手喝采でした。可愛すぎかよおい!! はよフェナとくっつけ!!
ところで関係ないんですが、OP冒頭の歌う女性。ずっとフェナだと思い込んでいたけど、あれってお母さんの方ですかね? なんだか大人っぽいし、フェナとそっくりだったならヘレナの方があり得そうですよね。次回はヘレナとアベルの出会いが描かれるようですし、その辺りも期待したいですね。
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