アニメアニメ感想

王様ランキング 第21話 「王の剣」 感想

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21話のあらすじ

オウケンとの戦いで圧倒的な力を見せつけたボッス。自分に忠誠を誓うか、それともダイダを救うために戦うか、問われたボッジは弟・ダイダを救うため父との対決を選ぶ。四天王もまたボッジが新たな王だと認め、無敵のボッスとの対決が始まる。

21話の感想

魂震える神回でした……。もう、すごい。語彙力が溶けちゃうくらいすごい。
文字で表せば、ボッジとボッスが戦うそれだけなんですよ。でもたったそれだけのストーリーが絵の力によってここまで魅力的で、ワクワクできて、感動できる。改めてアニメーションの力を感じました。
これは何度も言ってることなんですが、アニメにおいて最も重要なのはいかに動くかだと思っているんですよね。静止画だけなら漫画でいいし、ストーリーなら小説でも実写ドラマでもいい。アニメの一番の強みであり特徴は絵が動くことなので、そこが一番重要だと考えています。どんなに作画が良くても話が詰まらなければそこまでっていう意見もごもっともなんですが、逆に言ったらどんなに話が面白くても作画崩壊してたらギャグにしか見えないのも同じこと。
そういう意味でWITSTUDIOさんのアニメは絵が動くことの楽しさを見ていてひしひしと感じます。これぞアニメーションと言わんばかりにぐいぐい動く。本当に素晴らしい。感謝しかありません。

もう一つ感動したのが、アニメのもう一つの強みである声優さんによる演技。
改めて梶裕貴さんのお芝居に心動かされました。ダイダと、ダイダに乗り移った(?)ボッスという一人二役を演じているのもすごいんですが、ボッジに圧倒されボロボロになったところからミランジョのそばまで行きボッスにトドメを刺されるまでの一連の流れ。ほとんど梶さんの演技だけで進むシーンがあって、その繊細さに心底感動しました。かろうじて聞こえるくらいのか細い呼吸音と、なんとか力を振り絞って言葉を紡ぐ表現力。息ができなくてむせる辛さが伝わってくるお芝居。本当にすごい。いい意味で綺麗じゃないお芝居だからこそ、痛みや苦しさがダイレクトに伝わってくるんですよね。やはりすごいお方です、梶さん。

さて、物語もいよいよ佳境。ついにダイダの体から解き放たれ天に召されたボッスの魂。しかし一方で、魔人との契約によりミランジョの魂は永遠に苦しみ続ける地獄へと送られてしまいます。幼い頃にミランジョが出会った魔人の子、なぜ魔人と契約することになったのか、まだまだ謎は尽きません。ただそれ以上に、ミランジョがこのまま救われないのはあまりに悲しすぎる……。確かに取り返しのつかないことをいくつもやってきてしまった以上、彼女が幸せになることは許されないのかもしれないけれど、それでも、ほんの少しも彼女の魂が報われてほしい。

また、オウケンを救うために魔人を捕らえようと(?)したデスパーさんと隊長さんも気になるところ。オウケンが不死身になったのも魔人が関係しているんでしょうか。それとも治すために魔人が必要? まだまだ続きが気になりますね。

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