93話のあらすじ
天地魔闘の構えによって重傷を負ったダイ。バーンはレオナを我が物にしてダイをさらなる絶望へと追い込もうとするが、レオナは毅然とした態度でバーンの隙をついて一撃を入れてみせる。バーンが完全な無敵ではないことを証明してみせたレオナだったが、それがバーンの怒りを買い第三の目によって「瞳の宝玉」へと変えられてしまう。
93話の感想
真・バーン様の奥義である攻・防・魔が一体となった天地魔闘の構え。ダイの必殺技ギガストラッシュをも打ち破り、圧倒的な強さを見せつけます。
ダイが身動きを取れなくなったのをいいことに、バーン様は残されたレオナを我が物にしようと画策。生涯をかけて自分に従わせ、大魔王の恐ろしさを後世に伝えさせる歌姫になれという死よりも残酷なことを言い出します。
しかしそんな脅しには乗らないレオナ姫。カイザーフェニックスをダイに向けて放とうとしたバーン様の腕を、ダイから返してもらったばかりのナイフで一撃入れて傷を負わせて反撃。何がすごいって傷を負わせたこともすごいけどその勇気と胆力。
しかも「お望み通り終生言いふらしてやる」とか「天下の大魔王バーンに傷を負わせた世界最強の女の子」とかもうセリフがかっこよすぎて……惚れちゃう。惚れた。
レオナは戦力的にはそれほどでもないのに、こういうカリスマ性と物おじしない最強メンタルが本当に理想のヒロイン像過ぎて大好きです。強い女の子大好き。でも強すぎないところも好き。優勝。
しかしバーン様の怒りを買ってしまったレオナは「瞳の宝玉」という丸い宝石のようなものに閉じ込められてしまい、聞く・見る・考える以外の行動を全て制限されてしまいます。
さらに助けにやってきた仲間たちも呆気なく「瞳の宝玉」送り。疲弊していたマァム、ヒュンケル、ブロキーナ老師、そして戦力外通告されてしまったクロコダインとチウの5人は見守るだけに。
残されたアバン先生、ラーハルト、ヒムの3人で同時攻撃するも見た目以上にダメージをくらっていたアバン先生もここで「瞳の宝玉」へ……。これで死ぬというわけではないけど、ダイとポップにとっては精神的にかなりキツイ展開に。
ここからはダイとポップ、ラーハルトとヒムの4人での戦いとなりますが、希望なのはやっぱりポップ。大魔王を前にしても「瞳の宝玉」へと変えられてしまったマァムたちに対して「むしろ好都合」と言えるその冷静さ、勇者を勝たせるために心を鬼にして仲間たちを犠牲する判断力、もうすでにかっこいい。今までのポップならマァムたちが「瞳の宝玉」に変えられてしまった時点でたぶん諦めてしまっていたんではないかな。純粋に魔法力の向上だけでなく、精神的にも間違いなく一番成長したポップ、本当にかっこいい。ここからどうダイを支えて、無敵の大魔王を切り崩していくのかが楽しみです。
ところでダイ、遅れてやってきた仲間たちに喜んでいたけどラーハルトとヒムがいることに何のリアクションもしてなくてちょっと笑いました。まあそんな場合じゃないだろうけど。
そもそもダイとラーハルトって今のところそんなに接点なかった……よね? ラーハルトにとっては守るべき存在なんでしょうがダイにとってのラーハルトってどうなんだろうw。
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