15話のあらすじ
雪が降り始め戦争の季節が終わることを嘆くトルケル。クヌートを取り逃したことを後悔し、イングランド中部の町で進軍をとめていたトルケルだったが、イングランドとデンマークの戦争に終わりが近づいていることを知りさらに悲嘆にくれる。しかしそこへ、デーン人の部隊が雪で足止めを食いイングランドの村を襲撃したという情報が舞い込み、トルケルはそこにクヌートとトルフィンがいるのではと考えるが……。
15話の感想
世界中がずっと喧嘩していればいいのにと嘆くトルケル、やっぱりイカレ野郎ばっかりの本作でもトップクラスのやべえやつですね。どう育ったらこうなるんだ……生まれつきかな。
今頃になってクヌートをトルフィンたちに渡してしまったことを後悔するトルケル、しかしついにクヌートたちの居場所がバレることに。
前回アシェラッドたちによる虐殺を免れた少女アン、あの後無事に生き延びたんですね。無事だったことを喜びたい反面、アシェラッドが気にしていた「誰か一人でも逃せばイングランド軍に居場所がバレる」ことが現実になってしまったことはなんとも喜べない……。
さらに不穏なことに、アシェラッド兵団の中にも彼に対する不信感を抱く者が現れ始めました。これまでアシェラッドに対する信頼はかなり強いものだったそうですが、吹雪で足止めをくらったこと、そしてイングランド軍に居場所がバレてしまったこと、連続する失策で首領に対する信頼感が下がり始めているようで。嫌な予感しかしない。
一方でクヌートとトルフィンの関係にもまた新たな変化が。
神(キリスト)に対する不信感を口にしたヴィリヴァルドに対して「子を大事に思わない父などいない」と否定したクヌート。それを見ていたトルフィン。ずっとクヌートを馬鹿にしていたトルフィンですが、この時初めて共感を抱いたのかなあと想像。どちらも父親に対する思いは人一倍強いでしょうし。
ただこの時のクヌートのセリフは、今回ラストで明かされたスヴェン王が国の分裂(ハラルド派とクヌート派による)と弱体化を恐れてクヌートを戦死させようとしていたという真実を知ってしまうとまためちゃくちゃしんどい。ラグナルはそれを知っていてずっとクヌートのそばにいたんだよなあと思うと……もう。
料理が趣味なのにそれをスヴェン王に否定されたクヌートに対して、「戦争が終わったらまた作ってあげればきっと喜ぶ」と励ましていたラグナルさん、本当はそんなことありえないことを知ってたのに……うわあしんどい。
そしてそんな超重要な真実をラグナルの死に際に知ってしまったアシェラッド。「そんな大事なことはもっと早く言ってくれよ」って、お前が殺したんじゃろがい。
なんかもういろいろと衝撃の連続でした。ラグナルを失ってしまったクヌートはこれからどうなってしまうんでしょうか……。そしてアシェラッドはそんなクヌートをどう導いて(?)いくのか。
関係ないけどすっかりトルフィンには気を許してご飯まで作ってくれるクヌート、尊い……。なんだかんだ言って仲いいじゃん……。
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