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【アニメ感想】ヴィンランド・サガ SEASON2 第19話 「#19 ケティル農場の戦い」

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19話のあらすじ

300人ほどの戦士や農民を集めクヌート王の軍団を待ち構えるケティルたち。鉄拳ケティル、元クヌート従士のトールギル、さらにクヌート王の軍団が100人余りと知って農場の男たちはさらに士気を高める。そんな彼らに蛇は冷ややかな視線を向けていた。
一方のトルフィンはレイフから戦争に巻き込まれる前に逃げるべきだと言われるが、重傷のアルネイズを見捨てられずにいた。

19話の感想

ついに上陸したクヌート率いる軍団。その数はざっと100人ほど。
ケティルら農場が寄せ集めた戦士(と農民)は合わせて300人超えらしいので数で言えば圧倒的に農場側が有利……なのですが、クヌートの従士(トールギルの元同僚たち)もヨーム戦士団もプロ中のプロ。農場の寄せ集めは文字通り寄せ集めの素人集団なので、戦力はあってないようなもの。
だというのに本物の戦争を知らないらしいケティルや農民たちは相手の人数が半分以下と知って余裕の表情。負け戦だということにも気づかず意気揚々と戦いを挑むケティルに、状況を理解している蛇は呆れ顔です。トールギルに至ってはその300人近くの戦士や農民を囮にする気満々だし……。
第1期では戦上手のアシェラッドが同じく戦争のプロたちと戦う話が多かったので、ケティルの駄目さ加減がより浮彫になりますね……。

そのケティルですが、農場の人たちが信じる「鉄拳ケティル」が実は全くの別人だったことが蛇の口から語られました。
本物の鉄拳ケティルは実際には蛇が兄貴と慕うほどの人物だったそうで、彼をしてめちゃくちゃ強かったと語るほどの強者だったそう。
その後何やらヘマをやらかして行き場を失った蛇が噂を頼りに鉄拳ケティルがいるという農場を訊ねたところ、なんと全く別人のケティルが「鉄拳ケティル」を騙っていたという顛末。
蛇がなぜ農場で用心棒をしているのかずっと気になっていたんですが、こういう過去があったんですね。
蛇のかっこいいところは、ケティルは命をかけるほどのものじゃないと言いつつ、ただ飯を食わせてもらってた恩義を忘れず、呆れながらも農場を見捨てないところ。キツネの言う通り、ケティル一族を縛ってクヌートに引き渡すとか、自分たちだけ逃げるとかいくらでもできたはず。それでもそんな卑怯な道は選ばず、恩を返そうとする蛇の律義さにまた惚れました。かっこいい。

戦争が始まりケティルやトールギル、蛇など農場の男たちが全員戦に出払う中、トルフィンはレイフさんとともに農場から逃げるかどうかの選択を迫られていました。トルフィンとエイナルが奴隷から解放された今、逃げ出しても何の罪にはなりませんが彼らのそばにはケティルに重傷を負わされたアルネイズの姿。容体も分からずお腹の子のことも考えると今無理に動かすわけにもいかず……。
しかし結局トルフィン、エイナル、レイフさん、ギョロ、そして寝たきりのアルネイズを馬車に乗せ一行は船へと向かうことになりました。
その移動する荷台の上、アルネイズが夢で見たのは暗い森の中から抜け出そうとする2人のこどもたちとガルザルの姿。4人を見送るのは寄り添う鹿と狼。「お世話になった人たちに挨拶しておいで。子供たちとここで待っているから」とガルザルに促され夢から覚めたアルネイズ。
アルネイズは果たして何を語るのか。そして次にアルネイズがあの夢の続きを見る時は……。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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