アニメアニメ感想

海賊王女 第12話「選択の巫女」感想

スポンサーリンク
12話のあらすじ

エデンに現れたコーディと死んだはずの父・フランツ。彼らは観測者であり巫女を導く存在であるという。そして彼らはフェナが選択の巫女であり、世界の存亡を委ねられている存在だと明かす。二人はフェナに様々な可能性を見せ、選択を迫る。

12話の感想

どういうことなの……!!! というのが正直なところなんですが、面白いと感じた部分もあったので、考えをまとめがてら考察してみたいと思います。

選択の巫女とは
最終話にして突然登場した選択の巫女という言葉。巫女という言葉はこれまでにも登場してましたが、いわゆる日本の巫女様とはかなり違う存在のようです。神のお告げを伝えるというよりは、神のような決定権を持つ存在という方が近そう。今後人間の世界を滅ぼすのか継続するのかという決定権を委ねられているようです。そしてこれまでにもその巫女は受け継がれており、先代がジャンヌ・ラピュセル(多分ジャンヌ・ダルク)だったと。ヘレナは巫女ではなく、次の巫女を産むことが使命だったのかなーと考えてます。

巫女の役割
先代の巫女がジャンヌだったという話をコーディたちがしてましたが、じゃあジャンヌはどんな選択をしたのってところが良くわかりません。ジャンヌ・ダルクと言えば15世紀のフランス王国の軍人で、イングランドとの百年戦争にて重要な戦いを収め勝利へ導いた人物。この戦いが選択だったのかなー。神の声を聞いたと言われてるからそこから巫女と結びつけたのかなと思います。
方舟は旧約聖書に登場するかの有名なノアの方舟がモデルかと思われます。方舟はノアが作ったものですがそれは神が命じたことなので巫女とはまたちょっと違いますが……。
人類史の転換点となった事件がもしも選択の巫女に寄る選択だったら、というのが本作のメインテーマなのかも。

フェナは何を選択したのか
選択後の世界ではフェナが記憶喪失になった以外何も変わってないじゃんと思いましたが、その何も変わらない世界を選択したのかなと思っています。あそこで雪丸を選択していたら、世界は終わってたかも。結局フェナが選べたのは雪丸とずっと一緒にいられる世界か、記憶は失う(=雪丸のことも忘れる)けどみんなのことを救える世界の二択だったのかな。酷な話です。そういえばラストにチラッとオマリー海賊団の女の子たちが登場してましたが、あれはフェナの選択には関係なくてなんとか生き延びてたよって解釈してます。よかったね。
ちなみに使命を終えた巫女は記憶を失うけど血は残してもらう〜的なことをフランツが言ってましたが、その番に選ばれたのは雪丸。結構初期からフェナは魔女、男を惑わす、雪丸も魅入られてる、ようなことを紫檀や老主様が言っていたのはおそらくこのことだったんですね。果たして雪丸の愛は本物なのか、それとも仕向けられたものなのか。う〜ん……でも記憶喪失のフェナをそれでも愛し続けたので本物だったと信じたい。

改めて感想
正直突然テーマが壮大になって戸惑ったのが本音です。あと海賊あんま関係なかった。ただ改めて思い返してみれば伏線も布石もちゃんと敷かれていたので、単純に1クールでは短すぎたのかなと気もします。2クール使ってもっとゆっくり道中の島巡りとか、ほかの海賊との戦闘とか描いても面白かっただろうな。何より、侍たちがみんなキャラ立ってて魅力的なのでもっと活躍を見たかったです。紫檀のお兄ちゃんとか結局ほぼ出番なかったし。
ただ記憶喪失のフェナとこれまで巡った場所を辿って記憶を取り戻そうとするのはとても良かった。ラストのセリフは審議ですが、記憶が戻った・もしくはどこかで白フェナが見守ってるとかでも面白そう。ヘレナも魂だけで存在してたし。
でも黒髪フェナが思った以上に違和感バリバリだったので白フェナの方が好きです!!!

関連商品

Amazonプライム会員なら月額600円Amazonプライムビデオ見放題無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!

Amazonプライム会員

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
Twitterフォローもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました