63話のあらすじ
破邪の洞窟を進んでいたレオナ、フローラ、マァム、メルルの四人だったが、床が崩落し一気に下層へと落ちてしまう。タイムリミットである10時間を過ぎてしまった上に、上階へと戻るにはかなりの時間を要してしまうピンチに陥るが、レオナはこのまま進みミナカトールを手に入れる道を選ぶ。
一方、ノヴァとの修行で新たな必殺技を会得し好調なダイに対し、未だアバンのしるしが光らないことにポップは一人焦り続けていた。
63話の感想
女の子だけのパーティやっぱり可愛いですね。これまで先頭を切ってきたフローラ様に対し、今回はレオナが強さを見せてくれました。「大魔王を倒すという大きな奇跡を起こそうとしているのに、小さな奇跡くらい起こせなくてどうする」ってめちゃくちゃかっこいいですね。やっぱりカリスマ性がすごい。
ところで儀式の途中でモンスターが襲ってきたシーン、「私たちに任せて」ってフローラ様が言った割に実際戦うのはマァムだけでちょっと笑っちゃいました。手伝ってあげて……。やはりマァムが一番好きです。
一方未だに一人迷走するポップは、隠居の身となったマトリフ師匠の下へ。久々の登場ですがやっぱりいい声だなあ、山路さん。
悩みを抱えながらも本当のことを言えないポップに対し、マトリフ師匠が分からないなりに投げかけた言葉がポップの力になる。もうこのやりとりだけで涙腺崩壊しました。他の誰でもない、師匠からの言葉だからこそ刺さるんだろうな。
ポップはこの作品の中では弱メンタルかもしれないけれど、彼のこの弱さが何より見てる人にとっては一番共感できる存在なんですよね。人間って結局生きている間はずっと悩み続けるものだし。だからこそポップには迷いながらも答えを見つけて、堂々とダイたちの隣に立っていてほしいです。
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