アニメアニメ感想

プラネテス 第21話 「タンデム・ミラー」 感想

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21話のあらすじ

乗組員の第二次試験を突破したハチマキは第三次試験のために半年間フォン・ブラウン号に滞在することになる。ついに夢のタンデムミラーエンジンまで辿り着いたことに喜びと期待を抱くハチマキ。
一方事故を起こしたもう一つのエンジンのデブリ回収のため月軌道に向かうことになったデブリ課。そんな中、タナベたちの前に現れたのは連合の査察官となった世界連合議長の息子であるコリン・クリフォードだった。

21話の感想

ハキムが……まさかのハキムが……衝撃です。これまでも度々何か怪しい動きしてるなと思ってはいましたが、まさか宇宙防衛戦線の一員だったとは。確かに軌道保安庁を辞めてまでフォン・ブラウン号に? っていう疑問もあったんですよね。これまでハチマキに対して好意的に接してきていたのに、実は乗組員試験を受けたのがフォン・ブラウン号に乗り込み爆破するためだったなんて。裏切りとか予想してなかったのでなかなかにショックが大きいです。
これまで、真面目で気も利いてハチマキと同じギガルトさんの弟子で……とハチマキとの関係性を懇切丁寧に描いてきたからこその衝撃ですよね。構成が上手い。

それと同時に以前にも何度か登場していた宇宙防衛戦線との戦いがいよいよ本格化してきそうですね。
ただテロは絶対に許されないのはともかくとして、ハキムの言うことも否定はできないのが辛い。今回、日本人であるタナベちゃんとハチマキに対して、クレアさんとハキムが全く同じことをそれぞれ意見をぶつけるという対比が胸に刺さりました。「結局あなたは恵まれているから」というセリフがまあ刺さる……。日本人として、こう……ね。
わたし自身基本的にタナベちゃんに近い精神論というか感覚で物事を考えちゃう性質なので、クレアさんの言葉はさらにグサッときましたね。
これこんなに深い話でどうやって最後まとめるんだろう。多分人類が100年かかっても答えが出ない問題を描いているので、残り5話でどうやって丸く収めるのか想像がつきません。

ところで今回のほのぼの(?)担当だったコリン・クリフォード。典型的なクソ生意気な金持ちのボンボンがまさかの再登場で驚きました。相変わらずの性格で、「もちろんコネで」は流石に笑っちゃったけど。もはやいいキャラしてるくらいに思えてきました。前よりはまともになっているような気もするし。
それより驚いたのはあっさりとチェンシンを諦めて今度はコリンを狙い始めたリュシーですよ。すごい肉食系だな。金があるイケメンなら誰でもいいんだなと思いつつも、そのハングリー精神はちょっと尊敬する。

さて本編はさらにシリアスムードになり始め、難しい話も増えてきました。次回はいよいよ宇宙防衛戦線が出てくるのかな。フォン・ブラウン号も爆破されちゃったしこの後どうなっちゃうんだろう。次回も気合い入れて楽しみたいと思います。

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