声優

オッドタクシー #09 「ヒーローの憂鬱」 感想

スポンサーリンク
9話のあらすじ

柿花が拉致監禁されているかもしれないと知った小戸川はドブをボディガードにして埠頭の倉庫に乗り込む決意をする。その一方ドブをハメるために匿名で樺沢にも情報を流していた。2人はタクシーで港へと向かうが、その道中怪しい車に付け狙われていることに気づく。それは拳銃を持ったドクロの男だった。

9話の感想

小戸川、樺沢、柿花、ドブとそれぞれに大きな展開が訪れた第9話。
冒頭、ドブが大門兄と繋がっている音声を入手した大門弟との会話から始まります。大門弟、なんだかんだ飲み込みが早いしバカだけど頭良さそうですね。たぶんこれまでの人生、兄の言うことを鵜呑みにしすぎた結果自分の頭で考えることを放棄してたんだろうなあ。今後、小戸川にとっては一つ信頼できる味方となっていくのかもしれません。最近大門兄があんまり登場してないのがなんだか怖いけど……。

さて埠頭の倉庫に柿花が監禁されてるかもしれないと踏んだ小戸川はドブを連れて助けに向かうことに。その直前に、匿名で樺沢にドブの情報を流すことも忘れません。これまでは小戸川がドブに脅される立場だったのに、今となって小戸川の方がドブを騙してハメようとして立場が逆転してるのが面白いですね。でもドブは今ではちゃんと小戸川と真摯に向き合おうとしているので、ちょっと同情しちゃうけど……。
そんな2人を執拗に追いかけてくる車が一つ。運転していたのはやっぱりドクロの男。たぶん田中。小戸川の運転技術と偶然も相まって、ドクロの車は大破してことなきを得ました。この辺りの焦ってる小戸川ちょっと可愛かった。

倉庫に到着した2人ですが、当然のごとく見張りの関口が襲いかかってきます。ドブと関口の殴り合い、人間同士だとちょっと怖いけど動物の姿だとなんか可愛く見えてくる不思議。
2人が殴り合いしている間に、小戸川はついに柿花の救出に成功。ボロボロで言葉も少ない柿花の姿には流石にグッときました。
この2人、学生時代からの付き合いというと、普段は素っ気なくてもちゃんと絆があったんだなあ。車の中で笑い合う2人にも胸が詰まりました。小戸川、なんだかんだ仲間思いでいいやつだよな。

一方で、匿名の小戸川から情報を得ていた樺沢は、拳銃で足を撃たれて動けないドブをついに捕まえる(映像に残す)ことに成功しますが当然のごとく反撃され……呆気なく倒された上に説教されてて笑いました。ドブを憎めない一番の理由はこの辺りの話せば分かるところなんですよね。普通あんなに風評被害(?)受けてたら恨んでそうなものなのに。
でも樺沢の承認欲求の強い理由を自己肯定感が低いからと論破するドブの言葉は色々と胸に刺さりました。現代人には切っても切れない欲求ですね。樺沢以上に暴走して犯罪まがいのことしちゃう動画投稿者も実際いっぱいいるし、上手く現代の闇を切り取っているなあと。

そんなわけで色々と一件落着だった一方で、小戸川の両親が実は行方不明ではなく死亡していたことがラストに明かされました。大家さんに小戸川の家賃や生活費を支給していた謎の団体も気になるし、小戸川がなぜ両親を行方不明だと嘘を吐いていたのか(もしくはそう思い込んでいる?)などさらに謎が増えてしまいました。
しかしそれ以上に疑問なのが、今回初めて擬人化されたキャラクターたちではなく本物の動物が登場したことです。小戸川が道路で轢きそうになった猫や、大家さんのペットの犬など。
この擬人化キャラって最初はあくまでアニメとして人間を動物のように描いてデフォルメしているのかと思っていたんですが、アルパカの〜とか三毛猫の〜とかセリフであるので実際キャラたちもお互いを動物の見た目だと認識しているんですよね。でもそうなると違う種同士で結婚しているのも不思議だし、今回本物の動物が登場しちゃったことでさらに混乱しました。一体どういう世界観なんだ……?

関連商品

Amazonプライム会員なら月額600円Amazonプライムビデオ見放題無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!

Amazonプライム会員

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
Twitterフォローもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました