82話のあらすじ
キルバーンによって異空間へと引きずり込まれたアバン。目の前で再び師を失ったショックから、ダイたちはアバンを助ける方法を知るとうそぶくミストバーンに戦いを挑もうとする。レオナはそれがミストバーンの罠であることを看破しバーンを倒すために先へと進むべきだと進言、そしてアバンから託されたフェザーによってダイたちを導く。
82話の感想
アバン先生がレオナにだけ話したかったこと、それはダイたちを導く者としての後継者にレオナを選んだからだったんですね。「正義の後継者」というタイトルがめちゃくちゃかっこよくてグッときました。
お姫様、もしくは王女様ってどうしても守られる側になりがちですが、レオナはリーダーとしての素質がここぞという場面で光るので、戦闘には参加できなくても守られるだけという存在になっていないのがすごいなと思います。判断力もあるしカリスマ性もある、アバン先生が言ったように時には反感を買う勇気もある。レオナかっこいい、大好き。マァムとはまた違ったベクトルで女の子の強さやかっこよさを備えた女の子ですよね。好き。
改めて早見沙織さんというキャスティングも素晴らしいなと。レオナが「王女として命ずる〜」と言ったシーン、はやみんの声の持つ透明感と美しさと力強さに胸を打ち抜かれました。声の持つパワー凄すぎる。浄化されますわ……。
もうお一方、改めてキャスティング天才と思ったのはやっぱりミストバーン役の子安武人さん。大魔王バーンの最後の幹部(たぶん)という超強敵ポジションに子安さんを起用してくださったの大正解でしかない。声から圧しか感じない。
ポップとマァムが強がりも含めて戦いを挑むシーンは、もしかして接戦になったりするのかな? と思ったらまさかの傷ひとつつけられずに敗北という。お強い……やっぱり声もお強いんですよ。かっこいい。
ラストにはついにラーハルトも追いついて、次回はポップ・マァム・ラーハルト対ミストバーンの乱戦になるようですが、子安さん対石田さんが聞けちゃうんですかヒャッホウ‼︎という気持ちでいっぱいです。
そして次回のサブタイトル「バランの遺言」。何がすごいってキャラクター一人一人の影響力。というか捨てキャラが1人もいないんじゃないかってくらい一人一人に見せ場があって、その場限りの活躍にならないところ。ラーハルトにしたってまさか再登場すると思っていなかったし……再登場してこんな大活躍してくれると思ってなかったし。
メインキャラだけでなくサブキャラたちにもしっかりと見せ場があって、それが大なり小なり物語に影響を及ぼし、全てのキャラに存在価値が生まれる。ここまで細部まで丁寧に作り込まれた長編漫画なりアニメなりって相当珍しい気がします。すごいなあ。原作は1989年から連載されていたそうですが、初見のわたしにはすごく新しく見えますね。
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