アニメアニメ感想

アオアシ 第13話 「転」 感想

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13話のあらすじ

Bチームでの祝勝会中、テレビでエスペリオンユースの栗林晴久(CV.梅原裕一郎)がJリーグデビューした試合を見ることになったアシト。杏里から自分が栗林だったらどう動くかイメージしてみたらと言われるが、自分の想像を遥かに超えた技術と発想をする栗林の姿に大きな衝撃を受ける。栗林のプレーで真似できることを見つけたアシトは、負傷した義経健太(CV.興津和幸)の代わりにAチームに昇格できる可能性のかかった試合でミスしながらも大活躍するが……。

13話の感想

「アオアシ」にとって、そしてアシトにとっても大きな転換点となった第13話から2クール突入ということでOP・EDが一新されました。
まずOPはSuperflyさんの爽やかな楽曲。疾走感のあった第1クールのOPに比べると、少しスローテンポの爽やかな曲。しかし一方で映像はアシトらチームメイト同士の衝突や苦しさが表現されていて、これから訪れるアシトの苦悩を予兆させます。作画もまたすごい動くし疾走感も変わらずすごい。でも屋外スポーツであるサッカーならではの大空と楽曲の爽やかさがマッチしていて解放感が素敵でした。
対するEDは神はサイコロを振らないというロックバンドによる楽曲。映像は花ちゃんの日常を描いたホッと一息つけるような可愛さ。メインヒロイン1人にスポット当てたEDはスポーツアニメなどでよく使われる手法ですね。花ちゃん可愛い。

さて問題の本編ですが……正直ラストが衝撃すぎてちょっと前半の内容が飛んでます。
まず栗林くん。J1でプレーする栗林くんはデビュー戦にも関わらず得点に絡む大活躍で、個人技で魅せキラーパスで魅せ、おまけにデビュー戦だからこそ個人技で目立ちますってチームメイトに宣言しちゃような超絶メンタル持ち。でも勝利インタビューでは表情筋死んでるしインタビュアーに圧力かけるし中々に個性的なキャラクター。梅原くんのお芝居がまた限界まで感情押し殺してて、表情からも声からも感情読み取りづらいのが底が見えなくてなんとも不思議な選手ですね。

そんな栗林くんの試合を見ながらのアシトと杏里ちゃんの会話も印象的でした。杏里ちゃん最初の頃はアシトへの興味ゼロだったのが、今ではアシトが成長できるように自ら話しかけたりアドバイスしたり、めちゃくちゃ将来性に期待してるんですね。杏里ちゃんと花ちゃんのアシトを挟んだ無意識下での関係性も可愛い。

もう一つ印象的だったのは、Aチーム昇格の可能性がかかった東京都リーグの試合でのアシトのミス。栗林くんのキラーパスに憧れて真似するも誰もいないところにシュート並みの強いパスを繰り返すアシトに対して、チームメイトたちはキレてたのに望コーチはアシトが栗林くんに憧れてることをしっかり理解した上でパスはゴールへの過程でしかないと助言したこと。ゴールへのチャンスを何回か潰したはずなのに怒るのではなく選手がやろうとしてることをしっかり理解して助言するってやっぱ望コーチめちゃくちゃいい指導者ですよね。福田監督が信頼を置くのも頷けます。

そして問題のラスト。アシトも我々視聴者も、福田監督の呼び出しをもしかしてAチーム昇格!? とワクワクさせておいてからの、ディフェンダーへの転向の通告。この一気にアシトを絶望へと叩きつけるような緊張感のある演出、鳥肌立ちました。
サッカー初心者なのでサイドバックってどのポジションかパッと分からなかったんですが調べたら自ゴール前を守るセンターラインより後ろの、左右両サイドの守備なんですね。これまで最前線のフォワードだったアシトにとっては全く異なるポジション。
しかも何が衝撃って福田監督は初めてアシトと出会った時からサイドバックへの転向を決めていたというのが……。点を取ることに固執してフォワードというポジションにプライドを持っていたアシトに対してこの通告は本当に辛いというか。でも冷静にきちんと全てを話す福田監督、めちゃくちゃ大人……。
あと前から思ってたんですがアシト役の大鈴功起くん、ショックを受けた時のお芝居がめちゃくちゃ上手いですよね。あの声の掠れ具合が狙って出してるんだとしたら本当にすごい。その後の現実を受け入れられなくて福田監督に食い下がる時の声の上擦り方もすごいし、ここの掛け合いは本当に鳥肌でした。これ次回からどうなっていくんだろう……。

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