85話のあらすじ
ドルオーラによって天魔の塔の天井ごと魔力炉を破壊したダイ。レオナと共に最上部を目指し、二人はついに大魔王バーンと対峙する。ダイの両手に宿る二つの竜の紋章「双竜紋」の未知なる力を警戒したバーンは最初から全力で攻撃を仕掛けてくるが、一方のダイは以前の敗北を思い出し怖気付いてしまう。
85話の感想
ついに……本当についに大魔王バーンとの戦いが始まりました。ここまで来たんですね、ついに。これまでの戦いを思い出すと感慨深いです。長い戦いだったけど、バーンとの戦いも一筋縄ではいかないんだろうな。
父・バランの竜の紋章を受け継ぎ両手に紋章を宿したダイ。その力は「双竜紋」と名付けたバーンはダイ以上にその力を高く評価し恐れているのが意外でした。これまでは余裕綽々でふんぞり返っていたバーン様ですが、自分と相手の力を正確に測れるからこそこれまでは余裕があったんだなと。ダイの成長を見てすでに未知の領域にまで至っていると判断し慢心せずに警戒するバーン様は、だからこそ大魔王たりえるのだなと感心しました。さすがの大物感ありますわ。
バーン様によるドルオーラの解説も興味深かったです。そういえばバランがドルオーラ使ったのは竜魔人になった時だったんですね。それはあまりにも強すぎるドルオーラに肉体がついていけずボロボロになってしまうから肉体が強化される竜魔人でないと使えないよう制御がかかっていたから。しかしそれを生身の肉体で悠々と放った今のダイは竜魔人並みの力を有している、ゆえに脅威という解説がめちゃくちゃ分かりやすかった。そう考えると今のダイやばいっすね……。
しかし何よりかっこよかったのは何と言ってもバーン様の放ったカラミティウォールを、弾くのでもなく逃げるのでもなく、ドラゴニックオーラを纏うことでいなしてすり抜けるというスマートな対処をしたダイです。かっこいい! 確実に冷静に状況を判断できてるところがかっこいい。でも背後は消し炭になってましたけどレオナ大丈夫？？
レオナといえば、怖気付いたダイに対して「ぶん殴っちゃえ!」とお姫様とは思えないぶちかまし方をしたのが痺れました。こういうところが最高なんだよレオナ! やっぱり土壇場の女の子って肝据わってるよね。かっこいい、惚れちゃう。
さて一方のVSミストバーン組は苦戦中。攻撃が当たっても利かないミストバーンに対して、ポップたちは消耗戦を強いられるもそこへついに超頼もしい援軍が……! ヒムとクロコダインの援軍が心強いですが何気にビーストくんもなんかやってくれそう。魔王軍の残りがバーン様とミストバーンだけだとすると、ポップ、マァム、ラーハルト、ヒム、クロコダイン、ビーストくん、チゥ（とヒュンケル）全員でミストバーンを攻略するんでしょうか。
このあとどうなっていくのか気になりますが、ひとまず次回はアバン先生対キルバーン戦が決着するようです。こっちも気になる……!
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