3話のあらすじ
チームRWBYとして4人での共同生活、そして授業が始まった。しかしワイスは子どもっぽいルビーがチームのリーダーに選ばれたことが納得行かずリーダーを自分にしてほしいと教授に願い出るが、その言動がリーダーに選ばれなかった理由であり最高のチームメイトを目指せと言われてしまう。
そんな中、ジョーンが朝になっても目覚めず、グリム・ナイトメアによって捕われてしまったことが明らかになる。
3話の感想
今回はかなり駆け足かつものすごい詰め込まれてました。正直原作版RWBYを知らないとそろそろついていくのが難しくなってきた感もあります。
まずはチームRWBYの不和。2話ではチームとしてまとまり始めたようにも見えましたが、ワイスのプライドの高さと生まれ育った環境による差別的思考により他の3人それぞれと軋轢を生んでしまうことに。
自分より実力の低い者を見下し、ファウナスというだけで悪者扱い。どちらも育ってきた環境による影響が強すぎるので一概にワイスだけを責められないものの、今のところ好感度が下がるばかりです。初めてペアに誘われた時、ピュラが返事をしなかったのはこの辺りを嗅ぎ取っていたのかも。
一方チームとしてはまとまっているJNPRですが、心の弱みにつけ込まれたジョーンがグリム・ナイトメアに捕らわれる事件が発生。首の後ろに棘のようなアザが見えたのはグリムによるものだったんですね。
ナイトメアハンターのシオンとチームJNPRの助けによってジョーンは無事助け出されますが、正直なところこの話だけで丸々1話使っても良かったんじゃないかと思います。だいぶあっさり解決して流された感があったのでもっとじっくり見たかった。ジョーンって結構重要キャラなのかなと想像してたんですが、まだイマイチ魅力を伝える演出がないような……。
ただ気になるのは、ワイスの首筋にも棘のアザがあったりもう1人の自分の幻覚(?)を見ていたのでもしかしたら彼女もまたナイトメアによって捕われてしまうのかもしれません。そうするとこっちが本命なのでジョーンを短くしたのかな。
ここまででも結構詰め込んでますが、ここからさらに新キャラが2人も登場します。
まずはルビーが町で出会った不思議な少女・ペニー。ちょっとロボットっぽい言動と、不思議な発言の多いキャラクター。
そしてブレイクに接触してきたファウナスの青年・サン。どちらも魅力的なキャラクターなんですが、ルビーたちと出会って親しくなるまでの過程が駆け足過ぎて正直誰なのこいつら状態。サンはまだファウナス同士ブレイクに思うところがあったんだろうなと分かるんですが、ペニーに至ってはマジで誰なのか分からない。
しかもどうやら原作版ではペニーとサンによるダスト強盗とのバトルがあったらしいんですが、それが全カットされペニーがめちゃくちゃ強かったらしいことしか仄めかされなかったのでますます謎でした。ペニーマジ誰なの……。
もう一つ納得いかなかったのは、ワイスとブレイクの関係。生まれ育った境遇的にこの2人がわかりあうのは相当時間がかかる、もしくは大きな衝突を経てお互いの鬱憤を晴らすくらいしないと無理だと思ってたんですが、ラストでなぜかワイスがコロリと態度を変えて「何も気にしない」と言ったのが理解できませんでした。お前直前までヤンにめっちゃぐちぐち言ってたじゃん……。どこで心境変わるタイミングあった???
ワイスの態度が作中結構コロコロ変わるので中々ついていけないんですよね……。ただまあ既にグリム・ナイトメアに取り憑かれてる(?)からという理由があるなら納得できるんですけど。その辺りは次回に持ち越しかな。
話が全体的に駆け足なのと、次回第4話から完全にアニメオリジナルになるのが重なって正直この第3話はちょっと展開が雑だったかなという印象です。
あと作画ですね。冒頭のワイス対グリムは変わらずの超作画でかっこよかったんですが、ところどころ大丈夫か? っていう作画もあったりして少し不安定になってきたかも。それでも充分レベルは高いと思うんですが。
次回からのアニメオリジナルが果たしてどう展開するのか、いよいよ虚淵玄×冲方丁のシナリオがヤバいことになるのか、期待したいと思います。
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