アニメアニメ感想

アオアシ 第15話 「いるべき場所」 感想

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15話のあらすじ

初めてのサイドバックに戸惑いながらも腹を括ったアシト。しかしディフェンダーの中心である竹島に最低限の「絞る」すらできていないと何度も叱咤されてしまう。そもそも守備が大嫌いなアシトはディフェンダーとしての立ち回りを理解できず、次第に「ここは俺のいるべき場所ではねえ」と苛立ちを募らせていく。

15話の感想

サイドバックとして初の実践形式での練習。ディフェンダーの中心人物である竹島くんに「絞る」だけ最低限できていればあとは自由にしていいと言われたにも関わらず、その「絞る」をイマイチ理解できず空回り。
アシトと同じく「絞る」が理解できずに見ていたので、アシトと全く同じ気持ちで「何が正解なの!?」とハラハラドキドキしました。
冷静に考えると、ディフェンスの基礎すら何にも教えずにいきなり実践やらせる福田監督マジ鬼畜ですね……。これじゃあ竹島くんに全部投げっぱなしじゃん。

ただアシトが初めてのポジションで苦しんでいるからこそ、「全員で守ろう」と言って体を張ってくれた大友くんや、基礎の基礎から教えてくれる竹島くん、なんだかんだ言いながらも気にかけてくれる冨樫くん、それぞれの優しさが浮き彫りになってその尊さに悶えました。特に大友くん、マジでいいやつすぎて惚れる……。
あと阿久津はなんであんなにアシトに突っかかるんですかねー。他の1年生たちにも厳しいですが、アシトに対しては親の仇のように当たりがキツイのがさすがに見てて辛い。また演じてる武内駿輔くんがヒールっぷり全開なのでなおさら怖い。さすがです。

ところで竹島くん。これまでは真面目だったり口数が少ない印象だったんですが、練習後のあのにこやかさ何??? しかも彼女連れ。めっっっっちゃフレンドリーじゃないですか。かっこいい好き……。

個人的に感動したのは冨樫くん、遊馬、そして杏里のシーン。杏里が冨樫くんと遊馬に、福田監督がアシトをサイドバックに転向させた理由を問うと言うシーンですが、視聴者に対して分かりやすくキャラに解説させるという目的をものすごく自然に描いていて驚きました。
スポーツアニメって、試合や練習をコートの外で観戦もしくは応援しているキャラが、その場にいる他のキャラにプレー内容を解説させることで視聴者にも分かりやすく伝えるという手法が一般的だと思うんですが、それを練習時間外で杏里に質問させるというやり方をしているところに新しさを感じました。これだとすごく無理なく自然にキャラの解説が聞ける!
さらにオーナーの娘である杏里に対して、冨樫くんが最初は部外者だと拒絶した後に、杏里がしっかりと自分の考えを持っていることと将来監督を目指していることを知って、サッカーが本当に好きなんだなと認めて考えを変えるという展開もとても好き。なんというか、それぞれのキャラがしっかりと地に足ついていて、一つ一つの言動に対して無理ないんですよね。作者が動かそうとしているのではなく、キャラ自身が考えて動いているような感覚を受けました。
しかもまた、杏里の考えを訂正する遊馬の説明が分かりやすいことこの上ない。
最初は答えを教えずにアシトと一緒に視聴者に何が答えなのかを考えさせ、アシトが自分で答えを見つける、もしくは他のキャラの考えを語らせることで視聴者に答えを提示する。このアオアシの流れがとても好きです。本当に面白い。

そしてラスト。遊馬と冨樫くんが思い描く、福田監督の想像するアシトの未来像。2人揃って「司令塔」と口にしたところで鳥肌立ちました。視野の広さと言ったら確かに間違いく司令塔が向いているとはいえ、今のアシトからは想像もできなかったので最終的に司令塔へと成長していくのかと思うとめちゃくちゃ楽しみですね。

最後に、全然関係ない話なんですが、杏里の将来の夢を聞いて爆笑する遊馬。その後の杏里と冨樫くんの会話中も、後ろでずーっと爆笑してたんですがあの長時間アドリブで笑い続けたであろう榎木淳弥くんを思うと別の意味で笑えました。あの長さ笑い続けられるのマジですげえ……。

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