43話のあらすじ
エマの死に立ち尽くすドラケンと感情を失うマイキー。ドラケンは怒りのままに、エマと場地の死、パーちんと一虎の逮捕をマイキーのせいだと責め立てる。
そんなドラケンをタケミチは止めようとするが、エマの死と未来でのヒナの死が重なってしまい……。
43話の感想
冒頭、エマちゃんを手にかけた後の稀咲とイザナの会話。
自分の思い描く理想の東卍に必要なのは「顔」だとし、カリスマ性のあるマイキーをトップにしようとキヨマサや一虎を使って影で暗躍してきた稀咲。自分の計画を邪魔するタケミチを目の仇にしながらも、「どうする、ヒーロー」とやはりどこかで期待するような思いも抱いているらしいのが意味深。だいぶ本心を吐露し始めたように思いますが、まだ底が見えませんね。
一方のイザナはエマちゃんのことを「妹じゃない」と否定し(血の繋がりはないことを言っているのか、妹だとは思っていないという意味なのか)彼にとって愛すべき存在は施設にいた10年の間に訊ねてきてくれた真一郎くんだけだと告白。真一郎くんが愛したもの全てを壊したいとヤンデレめいた本心を口にしました。その最初の犠牲者がエマちゃんに……。
この2人は目的こそ違えど、手を組んだらやばいのがヒシヒシと伝わってきます。
未来でマイキーが闇落ちする最大のきっかけだったエマちゃんの死を食い止められなかったタケミチ。誰よりも大切な存在を失ったマイキーとドラケンが悲しみに暮れる中、タケミチは絶望しながらもヒナちゃんの姿を見て再び奮起。
悲しいかな、未来で何度もヒナちゃんを殺され続けてきたタケミチはだんだんと立ち直りが早くなってきていますね……。ヒナや千冬など過去でもタイムリープの理解者が増えてはきたものの、いつか本当に立ち直れなくなってしまわないか心配です。
冷静さを失ってマイキーに八つ当たりするドラケンに対して、「いつものドラケンくんならきっと受け入れるられる……」と言おうとして、エマちゃんとヒナちゃんが重なって「受け入れられるはずがない……」と泣き崩れるタケミチがしんどいオブザイヤーでした。しんどい。
壱番隊以外の隊長格が欠ける中、ついには総長と副総長まで戦線離脱しもはや烏合の衆と化した東卍。
それでも立ち上がったタケミチは1人でも天竺に殴りこむと宣言し、それに賛同した千冬とアッくんたち元溝中五人衆。入院していた三ツ谷くんとスマイリーも現れ、有象無象だった東卍メンバーたちも千冬やアッくんの言葉に乗せられ、東卍は総長・副総長抜きで天竺に殴りこむことに。
これまではマイキーやドラケン、隊長格が来ればなんとかなるという流れがありましたが、今度の戦いは強者揃いの天竺にタケミチを除いた隊長格が全員不参加のまま挑まなければならないんですね。
勝機はほぼなし、卑怯な手も使ってくる天竺相手にタケミチはどう戦うのか。天竺に勝ってイザナと稀咲を潰せば未来は良い方向に変わるのか。
マイキーとドラケンがどうエマちゃんの死を乗り越えるのか、乗り越えられるのかも……。
ところで2期以降は各段に作画のクオリティが上がっていますが、今回も美しかったですね。特に冒頭の稀咲とイザナ。白いまつ毛がバッサバサのイザナが凄かったです。まつ毛の描きこみしゅごい。
マイキーとドラケンの絶望顔も描きこみが大変素晴らしくて……美しいけどしんどい……。
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※本ページの情報は2023年10月時点のものです。
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