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ドラゴンクエスト ダイの大冒険 第96話 「閃光のように」 感想

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96話のあらすじ

6本のピラァ・オブ・バーンに組み込まれた黒の結晶コア爆発までのカウントダウンが始まり勝利を確信した大魔王バーン。しかしそこへ突然何者かの声が響き渡る。それはかつて魔界でバーンと二分するほどの実力を持っていた冥王竜・ヴェルザー(CV.中尾隆盛)だった。どちらが先に地上を手に入れ神になるかを賭けていたことを知り、そのスケールの大きさに絶望するポップ。しかしそんな時に聞こえてきたのは「諦めないで」という声で……。

96話の感想

しょっぱなから中尾隆盛さんのお声が聞こえてきてテンション爆上げでした。ここへ来てまた豪華な人が……。ヴェルザーの声がザ・悪役のイメージが強い中尾さんだったのがちょっとにやにやしました。
しかしヴェルザーの登場でポップたちの絶望度はさらにアップ。どちらが先に神に等しい存在になれるかを賭けてたなんて言われたら、そりゃあ人間としてはスケールがでかすぎて呆然とするしかありません。

しかしそんな時、再びポップの耳にこの場にはいない人物の声が届きます。「諦めないで」と必死に祈るその声の正体はなんと地上で生き延びていたメルル。
柱が投下される直前に意識を取り戻し、予知能力によってみんなをロロイの谷から避難させていたのです。メルルの予知能力がここで活かされるなんて……エモいの塊……。
しかもテレパシーにも目覚めて遠く離れたポップと会話ができるという能力まで開花。メルルの存在意義がでかすぎる。
また事情を知ったロン・ベルクさんとノヴァで、柱に組み込まれた黒の結晶を氷漬けにすることで爆発を阻止。ここから残りの柱になんとか辿り着くためにルーラで飛べる人を探しに行く展開が胸アツすぎました。敵を倒す明確な強さは持っていなくても、1人だったら何もできなくても、それぞれのできることをそれぞれがすることによって大きな力に対抗していくという話が好きなのでこの展開は本当に泣ける。あとダイ大、マジで捨てキャラがいないし脇役にも1人1人ちゃんと役目や見せ場があるの感動しちゃう。

そしてここからまたポップの見せ場ですよ。唐突に昔話を始めた時はどこに話が繋がるんだ……? とちょっと戸惑いましたが、「人間はいつかみんな死ぬ。だから一生懸命生きるの」という言葉がその直前のバーンに向けた「何年生きられるのか」という問いに見事につながってて、もうポップ~~~~~!!!
セリフ自体はアニメやドラマで使い古されたよくあるものかもしれませんが、ダイ大でこれまで描いてきたものが見事にそれを体現してきたからこそ、感動で胸がいっぱいになりました。
あとこの言葉によって深く絶望し諦めていたダイが再び立ち上がるのを見て、やっぱりダイにとって一番の仲間はポップなんだなと思い知ってやられました。普段はダイの方がずっとメンタル強いのに、背負う物が多すぎて動けなくなった時に、背負ってる物は半分奪い取って一歩先に進むのがポップなんですよね。その後はダイはちゃんと自分で背負えるようにはなるんだけど、動けなくなった時に引っ張ってくれるのは必ずポップなのがもう……尊すぎて。
個人的には昔のポップなら背中は守ってやるぜくらいだったのが、最終決戦になってからは俺も一緒に死んでやるぜくらいになってて、それも尊死。

もう今回だけで感動の嵐ですが、次回からはいよいよバーン様への反撃が始まるんですね。残りはたったの4話。バーン様を倒し、世界中に散らばった黒の結晶を全て凍結するというバーンパレスと地上それぞれの戦いが始まると思うともうワクワクしかありません。次回も期待!

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