アニメアニメ感想

ラブオールプレー 第24話(最終回) 「ラブオールプレー」 感想

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24話のあらすじ

インターハイ個人戦シングルス決勝、亮と遊佐の対決は一方的な試合になるのではという周囲の予想に反し互角で始まる。最初のラリーで点を取られたものの、亮は冷静に遊佐が試合を急いでいることに気づく。ダブルス決勝の疲れが残っているのではと予想し亮は徹底的に遊佐を疲れさせる作戦に出るが……。

24話の感想

第1話冒頭でも描かれた水嶋くんVS遊佐くんの試合。このアニメはこの2人のこの試合を描くために始まりました。それゆえに力の入れ方もハンパなかった。
とにかく作画! 作画がものすんごかったですね。静止画としての美しさと、バドを表現する上でかかせない躍動感とスピード感の表現、どれをとっても素晴らしかった。このクオリティが毎週維持できてたらもっと面白かっただろうなあ。

試合の描き方もとても良かったですね。
まず憧れの遊佐さん、ではなく絶対に倒すべき相手と認識できるようになった水嶋くん。さらに遊佐くんがわずかに右足を庇うような仕草をしたことを読み取り、手を抜くのではなく逆に右足を酷使させるように狙い続ける戦略。以前は怪我した友達相手に動揺しまくってポンコツになってましたが、そこからしっかり成長したんだよというのも良かった。
作画のクオリティもあって迫力も満点でしたし、もうこれ以上ないくらい素晴らしい試合だったと思います。
ラスト以外は。

2人が叫びながら試合どうなっちゃうのという最高潮のところから、一気に時間が飛んで大会終了後インタビューを受ける2人、という展開マジどうなの????
試合で最高に盛り上がってたのに一瞬で熱が冷めたんですが。その後回想で試合がどうなったのか描かれましたが、なんでぶつ切りにしたのかさっぱり理解できません。試合を最後まで描いて、その後大会が終わった後を描くという流れで良かったんではないの。
話の内容自体はものすごくよかっただけにこの演出というか脚本が解せない。

ただ本当に話の内容自体はめちゃくちゃ良かった。水嶋くんが勝って遊佐くんを超えるのか、それとも遊佐くんが連勝を貫いて最強であり続けるのか、どちらの選択肢もあったと思います。
でも遊佐くんが最強であり続けた上で、強烈な敗北を経験してさらに強くなれるのだという静かな遊佐くんのモノローグ。素晴らしすぎた。3年生になった水嶋くんはきっと遊佐くんばりの強さを誇るんでしょうね。
あと1年後の大会に遊佐くんと里佳さんが2人でオシャレして観戦に来るの可愛すぎましたね。え??? 付き合ってるの??? 付き合ってないの??? 結局明かされないのがまた憎い演出で最高。個人的には付き合い始めたけど里佳さんに弄ばれてる遊佐くんなんだろうなという妄想。1人暮らし始めたことも教えてもらえないけど空港には迎えに来させるくらい弄ばれて幸せそうな遊佐くん最高に解釈一致でした。ありがとう……。

というわけで最後の最後までバドの演出には疑問がありましたが、学園青春アニメとしては最高だったと思います。とにかく遊佐くんというキャラクターを生み出したことが天才。スポーツアニメとしてのクオリティがもっと高かったら間違いなく沼にどっぷりだったと思います。
不満はいろいろあるけどなんだかんだ楽しく見れました。

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