アニメアニメ感想

羅小黒戦記(ロシャオヘイセンキ)ぼくが選ぶ未来 分割放送第3話

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3話のあらすじ

館を目指す道中、野宿をしていたムゲンとシャオヘイは執行人の妖精たちと出会う。ムゲンの大ファンで人間のことも大好きな狐の妖精・シュイ(CV.豊崎愛生)やシャオヘイに人間と妖精が共存していくことの大切さを語ったキュウ爺(CV.チョー)らとの出会いを機にシャオヘイの人間に対する考え方が変わり始めていく。

3話の感想

折り返しとなる第3話では新たに館の執行人たちが登場。これまではフーシーらが館を敵視していたため良からぬ場所なんだろうかと思っていましたが、ムゲンやキュウ爺が語る内容はその真逆の様子。シャオヘイのようにまだ半人前の妖精や年老いた妖精をサポートする役目もあるようで。そうなるとなぜフーシーたちが館を敵視するのかが気になってきますね。
これまでシャオヘイがフーシーをいい人だと信じて疑わなかったけれど、キュウ爺曰く「人間を憎みすぎてとんでもないことをする」時があるというセリフ。第1話のフーシー対ムゲンは視聴者へのミスリードだったのが分かって上手くできてるなと感動しました。たぶん正義VS悪ではなく、正義VS正義なんだろうな。

シャオヘイとムゲンの関係性もここへ来て一気に前進しましたね。シュイたち会うまでは隙あらば逃げようとしていたのに、その後からは縛られなくても一緒にいるのがぐっときました。ムゲンがシャオヘイを逃がさないのも「心配だから」っていう理由だったのがまたいい。にしてもムゲン言葉が足りないどころじゃない……。
あとこのアニメ、ダイジェストがすごく上手いですね。映画版は見たことないですが、一本通して見たら結構ダイジェスト多く感じそうなのに見せ方が上手いから全然気にならない。むしろダイジェストにシャオヘイとムゲンの可愛さ面白さが詰まってて楽しい。美味しいもの食べたら逃げるのも忘れちゃうシャオヘイ可愛い。

そしてついにやってきたフーシーの仲間たちによるシャオヘイ奪還計画。電車のアクションでバトルアニメの定番であり盛り上がるシチュエーションですが地下鉄ってちょっと新しいかも。ムゲンがとにかくかっこよかったですね。スピード感も最高。
何より人間が嫌いだったシャオヘイが、ムゲンに言われたからという理由はありつつも自らの意思で人間たちを守り、化け猫の姿になってまで女の子を守ったのがこの物語の大きな転換点となっているように感じます。構成も演出もすごい……。

この第3話で一番感動したのが演出。
ひとつはホテルに入ってはしゃぐシャオヘイが興奮して部屋中を飛び回るシーン。画面に映っているのはベッドに寝転ぶムゲンだけなのに、シャオヘイが興奮する声や水を出したり何か物を倒したりする音が聞こえてくることで、音だけなのに何が起こっているのか分かるという演出。
またふたつめは電車の中で、フーシーの仲間のアクウが気絶したシャオヘイを抱えているのを乗り合わせた一般人たちが誘拐なのではと疑うシーン。これまた映っているのはシャオヘイの顔だけで、アクウを責め立てる人々の声がふっと止むだけの演出。これだけで、アクウが彼らを操ったということが分かる。絵の情報だけでなく音の情報量で何が起こっているのかを理解させる演出がめちゃくちゃ上手いしオシャレ。こういうの大好きです。感動しました。

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