4話のあらすじ
フーシーの刺客たちを撃退し館の味方たちを待つシャオヘイとムゲンだったが、そこへついにフーシーとその仲間たちが現れる。人数不利に追いやられたムゲンはさらに電車内の一般人を危険に晒され、シャオヘイを奪われてしまう。
フーシーとロジュたちに再会したシャオヘイは喜びを分かち合うが、人間たちを傷つけるフーシーに対してシャオヘイは……。
4話の感想
一気に物語が動き怒涛の展開となった第4話。映画ではまさにクライマックスのシーン。
これまでつねに余裕を持っていた最強のムゲンでしたが、他者の能力を奪うことによって強くなったフーシーとロジュたちとの連携プレイに翻弄されあっという間にシャオヘイを奪われてしまうことに。
シャオヘイにとっては果たしてこれは喜ばしい再会だったのか……。
ムゲンとの旅の中で人間にも様々な考えを持った者がいると知ったシャオヘイ。しかし人間とあらば相手がどんな人物か知ろうともせず傷つけようとするフーシー。「間違っている気がする」と初めてフーシーに対して異を唱えたシャオヘイに対し、フーシーはなんと無理やり拘束してシャオヘイの領域を奪ってしまいます。
館の館長曰く、領域を奪われると死に至るという話なのにフーシーはこのことを知っていたんでしょうか。もし知っていてやったのだとしたらあまりにも外道すぎる。最初から殺す気で近づいてきたってことですもんね……。
結局ムゲンの方がシャオヘイの未来を心から気にかけ心配し、彼がひとりでも生きていけるように能力の使い方を教えて、そして何より彼の選択を無理強いしなかった。フーシーのやったことはどうあがいても許されない。
ところで後半、フーシーの展開した領域の対処で、一気に新キャラ登場してました。とにかくものすごいスピードで全てが展開していくので、目も頭も追いつかなかったけど……。
いろんな能力を持つ妖精たちが協力して人間たちを助けていくところがぐっときました。道路に立ってた人が一瞬で山の上に移動するところとかまた演出も面白かったですね。
ただ惜しいなと思った点が2つ。
1つ目は今回登場したキャラたちがどれも魅力的なのに、尺的にその魅力を描く時間が足りてないこと。個人的にはTVアニメなどで2クールとかじっくり時間かけて脇役まで丁寧に描いたらもっと面白くなっただろうし、推しキャラもいただろうなあと。もちろんこれはあくまでもシャオヘイの物語なので、シャオヘイ周り(ムゲンとフーシー)についてはとても丁寧に描かれているので映画としてはこれが正解なのだとは思いますが。
もう1つ惜しかったのはバトルシーンの演出。もうめちゃくちゃ動くし作画も綺麗でかっこいいんですが、動きすぎて逆に何が起こっているのか分かりづらい。個人的な感覚だと、日本アニメではもう少し緩急をつけたり寄りと引きを交互に使ったりして、スピード感と分かりやすさを両立させているイメージ。このロシャオヘイセンキでも日本アニメのアクションをかなり意識しているように感じますが、電車の上でのバトルシーンと空中戦のアクションはどちらかというとアメコミ映画のようにも感じました。実写的な見せ方というか。
バトルで何が起こっている分かりづらいとちょっとダレる原因にもなりかねないので、それが惜しかったかなと。(あくまでも素人の意見です)
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