【アニメ感想】HIGH CARD 第7話「#07 LOVE ＆ FAKE」

アニメ

2023.02.21

7話のあらすじ

♦2「ラヴコネクション」のプレイヤーであるチェルシー・ハモンド（CV.久保ユリカ）からカードを奪うためさりげなく接触を図ったフィンとクリス。しかしカード狙いということがバレ「ラヴコネクション」の能力で、フィンとクリスは互いの手を握った状態で固定されてしまう。四六時中手を繋ぐ羽目になってしまった2人は何とか能力を解いてもらおうと日夜チェルシーを追い続けるが……。

7話の感想

フィンとクリスの新たなターゲットはSNSが趣味の露出度高めなド派手ギャルのチェルシー。どの陣営にも属していないプレイヤーで、所持するカードは♦2「ラヴコネクション」。フィン以外では初の最弱カード。
彼女の能力は手など体の一部を接着し離れなくなるもの。作中では主に他人同士や他者と自分の手を接着し動きを制限させる目的で使われており、例えば手と無機物や無機物同士を接着できるのかは不明。肉体の一部と無機物を接着させることができたら結構便利そう。
この能力によってフィンとクリスは互いの右手と左手を接着させられてしまい、はたから見ると常に手を繋いでいるラブラブカップル状態に……。

強制的に手繋ぎ状態になってしまった2人は否応なしに生活をともにするうちに、互いの過去や家族について知ることに。
フィンは幼い頃に事故で両親と兄を亡くし、それ以来黒い鎧を来た人物に襲われるという悪夢を度々見るようになったと告白。
一方のクリスは病に侵される妹のミシェルが存在することが判明。両親はすでに亡くなっており、ミシェルの病気は亡くなった母と同じものなのだとか。はっきりとは明言されていませんが余命わずかなことが示唆されています。
そんな状態でも周囲に自らと家族のことを偽りなんでもないかのように振舞うクリス。けれどミシェルが倒れた時には我を忘れて取り乱したところを見ると、おそらくそれが彼の本当の姿なんでしょうね。そのままではきっと不安に押しつぶされてどうにかなってしまいそうだから、自分にも他人にもなんともない風に嘘を吐いているんだろうなと。とてもいい……クリス推せる……。

一方家を持たず「運命の人」との出会いを求めて日夜遊び出歩くチェルシーはそんなクリスのことを出会った当初から「からっぽ」と鋭く見透かし嫌っていましたが、彼と妹の姿を見て次第に心変わりし、最終的には「カードを使わなくても運命の人と出会えるのか確かめてみたい」と宣言。
フィンたちハイカード行きつけのバーに住み込みで働くことに。フィンはなんのこっちゃ？？状態でしたが、チェルシーさんそれってつまりクリスのことを……。