【アニメ感想】うる星やつら第22話「大ビン小ビン／愛がふれあうとき」

アニメ

2023.03.17

EPISODE 22-A 「大ビン小ビン」

四次元の森でカカシの吾作（CV.二又一成）が売る小ビンとアメを交換したテン。ラベルに貼ってある説明書を読もうとするがよく分からないまま蓋を開けたところ、偶然にもそこへやってきたラムがビンの中に吸い込まれてしまう。ビンの力で体が小さくなってしまったラムは体を元に戻すためテンに大ビンを買ってくるよう頼むが……。

EPISODE 22-B 「愛がふれあうとき」

犬にいじめられていた小さなキツネ（CV.釘宮理恵）を助けたしのぶ。警察に預けるが、キツネはしのぶに会いたい一心で逃げ出してしまう。しのぶを追いかけたキツネは親しげなしのぶとあたるを見て恋仲だと勘違いし……。

22話の感想

「大ビン小ビン」は入れたものを小さくする小ビンと入れたものを大きく大ビンが巻き起こす騒動のお話。相変わらず怪しげな商品が好きらしいテンちゃんはよく説明書も読まずに小ビンを購入（ペロペロキャンディと交換）し、「絶対に人に向けてはいけない」という注意書きを読まずにラムちゃんに向けてしまいます。その結果手のひらサイズになってしまったラムちゃん……これはこれで可愛い！

テンちゃんに大ビンを買いに行かせている間、ほんのイタズラ心で「大きな愛がないと治らない病気にかかってしまった」とあたるに嘘を吐いたラムちゃん。そんな馬鹿なと取り合わないあたるだけど「もし本当だったら？」という一抹の不安を拭い去れないところがなんとも憎めませんね。

ところが詰めが甘いラムちゃん、コタツネコに「大ビンがあれば元に戻れる」と本当のことを話しているのをあたるに聞かれ鳥かごに閉じ込められてしまうことに。

普段はラムちゃんを邪険に扱っているけれどいざラムちゃんのピンチとなれば本気で心配して何とかしようと駆けずり回るあたると、どんなに邪険にされてもいざとなったら助けにきてくれるあたるに何度でも惚れ直しちゃうラムちゃん。どちらも可愛すぎてきゅんきゅんでした。

Bパートの「愛がふれあうとき」はしのぶに助けられた小ギツネが恩返しにやってくる何とも心温まるお話。キツネちゃんがとにかく可愛くてその上演じているのが釘宮理恵さん！可愛いの暴力！
今回はAパートBパートともにドタバタギャクよりも可愛くてほっこりするお話でしたね。

さてED後のCパートではタイトルはないものの次回の「決戦!!友1クイーンコンテスト」に続く前日譚的なショートストーリーが展開されました。友引高校と友引商店街で一緒にミス友引を決めようというあたる主催のコンテスト。ファイナリストはもちろんラムちゃん、しのぶ、さくら先生、ランちゃん、竜之介の5人。第1クール最終回となる次回はミス友引を決めるドタバタコメディで終わりそう。