11話のあらすじ
ついに全国大会が始まる。偶然にも風舞・桐先・辻峰は同じホテルに宿泊することに。緊張しつつもいつも通りの射で順調に予選を勝ち抜いた風舞だったが、決勝トーナメントで桐先・辻峰と同じブロックになってしまう。
11話の感想
いよいよ始まった全国大会。
当日の朝、風舞・桐先のそれぞれの朝の風景が何とも微笑ましかったです。
特に遼平の引きこもっているお姉ちゃんとのやり取り。結局なぜ引きこもってしまったのかいまだに理由は語られていないものの、姉弟中はよろしいようで全国大会に向かう弟にお菓子の差し入れ。そういえば以前にも思い悩む遼平にお菓子をぽんと投げてきたシーンがありましたね。
桐先では寝坊した双子を桐先のオカンこと椛島先輩が小言を言いながらお世話するシーンも。
愁の妹の沙絵ちゃんはどうやら親の許可をちゃんともらって応援に来てくれる様子。愁との電話で「あと……」と何かを言い換えてやめてしまったのは一体何を言おうとしたのか気になりますね。
前回湊といろんなトラブルを乗り越え少しだけ心を開いてくれたかと思った二階堂先輩はまたしても刺々しい雰囲気に逆戻り。今回は今までにあまりなかった静弥とのバチバチ対決がありました。静弥って一見大人しそうでいかにも優等生っぽいのに、何気にいろんな人と険悪なムードになりがちなんですよね。愁にマサさんに二階堂先輩に……。そしてその理由が大体湊絡みっていう。
辻峰との試合前には指を怪我していた湊を心配し過ぎて珍しくメンタルをやられてしまった静弥。湊の事故がトラウマになって過保護なのはまだまだ変わりませんね。周囲(愁や二階堂)から見るとそれが好ましくないように見えるんだろうな。
ちなみに見終わってから気づいたんですが、湊が合宿中に指を怪我したっていうのはたぶんエレベーターに閉じ込められた時に転倒したのが原因だったのかな。結構派手に転んで「痛っ!」って言ってたのにその後描写がなかったから忘れてたけど。結構血が出てたので見てるこっちがゾッとしたのに結局今まで一番良いくらいの射ができてたのはいわゆるアドレナリンドバドバ状態だったんでしょうね。
珍しく静弥が崩れて射が乱れたのに引っ張られて風舞が総崩れになりかけたのを湊が立て直したシーンがとても美しくて感動だったんですが、その後の二階堂先輩の射と回想がまた美しくて本当に素晴らしかったですね。
的に当たりさえすればいいとか悲しいことばかり言う二階堂先輩ですが、風舞を湊が立て直した瞬間どこか楽しそうにも見えて。合宿前では、誰にも教えてもらわず斜面打起しで愁と湊をぶっ潰すというのが目的だったのに対し、全国大会ではこの辻峰の5人で勝つことを強調していたのがとても印象的です。
彼にとって弓道とは、いつの間にか復讐の方法になってしまったけれど、辻峰のみんなで雨風にさらされながらわいわいと弓を引く時間はきっと楽しかったはず。でもは今はまだ素直になれないだけ。そんな風に感じました。青春ですね。
ところで二階堂先輩の「どうして的が一尺二寸なのか」っていう話、めちゃくちゃ興味深かったですね。人間の胴体とほぼ同じだからって理由が怖すぎて震えました。でも大昔はメジャーな武器だったわけですし納得はできるんですけども。
そもそもがそういう武器なのだから形式云々より当たればいいんだよっていう暴論を吐く二階堂先輩に対し、「サッカーも元々は戦いの訓練だったり戦争の代替手段だったけど今はみんなただ楽しんでる」という静弥の返しがぐうの音も出ないほどの正論でちょっと笑いました。静弥つえー。
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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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