12話のあらすじ
クリスのエクスハンドを阻止するという任務を邪魔したことでオーウェンにクビを宣言され捕まってしまったフィン。しかし連行されそうになっていたところを偶然駆け付けたシュガーに救われ、フィンはクリスを止めるために動き出す。
12話の感想
最終回ということもありこれまで登場したキャラが勢揃いする華やかなクライマックスとなりました。
妹のミシェルを救うためハイカードから追われる身となったクリス。彼をなぜか援護し次々と街を混乱へと陥れるクロンダイクファミリー。そこに巻き込まれる(巻き込まれに行ったとも言う)シュガーやチェルシーも加わり、最終的には街中でド派手なバトルとなりました。
クロンダイクの妨害を受けながらも、レオやバーナードさんたちの助力を得てフィンはクリスのエクスハンドを阻止。
遠く離れた位置からエクスハンドに使われた4枚の内1枚のカードを撃ち抜くことでフォーカードからスリーカードへと役を下げることで、ミシェルの病気を治しつつクリスへの反動を軽減するという逆転の発想に感動しました。ポーカーのルールが適応されているエクスプレイングカードならではの解決方法だったのがとても良かったですね。
またフィンの持つ♠2「ネオニューナンブ」のカードとしては最弱だけど弾道がまっすぐという特性を生かした狙撃方法も素敵。本作らしい魅力溢れたアクションでした。
クリスとミシェルは2人とも生還、セオドールの命令に背いたフィン、クリスとハイカード全員はクリス以外はお咎めなしだったのは意外でしたね。セオドールさん冷酷無比に見えて普通に温情なんだよな。バーナードさんがセオドールではなくフィンに協力したのも意外でしたし。
また結局なぜクロンダイクがクリスに協力したのかについてはぼんやりとしか理解できませんでした。ニャットはバンのやり方に少し納得いってないみたいでしたし、バンの気まぐれだったようにも思えますね。この辺りはSeason2で描かれるのかな。
個人的に一番感動したのはフィン役の佐藤元さんのこちらのツイート。
第1話のカジノのシーンで、フィンが出したスリーカードに何か伏線があったらしいということで見返してみました。
そうしたらなんとフィンが出したスリーカードは♠5♥5♦5。ここにないのは♣5。
これは第12話でクリスがエクスハンドで使ったスリーカードと全く同じ。フィンが銃弾で撃ち抜いたのは♣5だったので、第1話の時点ですでに伏線が張られていたんですね。これはすごい。言われなかったら一生気づけなかった。
他にもまだまだ伏線が隠されていそうですね。
Season2では1期で回収されなかった伏線の答えが描かれるほか、フィンの記憶の中に登場する黒い騎士の正体についても掘り下げられるそう。
第12話ラストではニャットさんが黒騎士に刺されるという衝撃の映像もありました。ニャットさんは黒騎士をすでに知っていたようですが、一体何者なのか。あとニャットさん結構好きなのでこれで死んじゃったらショック……。
何はともあれこの全体的に作画も綺麗でアクションシーンがとてもかっこよかったですし、第2期も楽しみです。
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