10話のあらすじ
定期演奏会のオーディションまで残り1週間。熱心に練習に励む青野やハルの姿を見て律子も追いつきたい一心で努力するが、2ndヴァイオリンの合奏練習でまたしても躓いてしまう。
それでも高校からヴァイオリンを始めたオケ部の友人たちと楽しく過ごしていた律子はしかし、以前から犬猿の仲の立花と口喧嘩になってしまい……。
10話の感想
定期演奏会のオーディションに参加するため練習に励む律ちゃん。しかしそれ以上に熱心な青野くんやハルちゃんの姿を見て、憧れと同時に不安も抱いていたようです。早く2人に追いつきたい、その一心で練習を続けるも合奏練習になるとなぜか上手く弾けない。それがまた焦りを生むという負のスパイラル。
ヴァイオリンに限らず、経験者に交じって初心者が一緒に練習するとどうしても初心者側は焦ってしまいますよね。上ばかり見てしまうから自分が上手くなっているのか分からなくなったり。
律ちゃんも、高校からヴァイオリンを始めた友人たちから「上達が早い」と褒められるも彼女自身にその自覚はないようで。むしろ「上手くなってるのかな」と不安。
そんなある日、その友人たちと仲良くおしゃべりしていた律ちゃんとバチバチの険悪ムードになってしまったのが立花さん。以前から初心者の律ちゃんにキツく当たっていた同期の女の子です。
律ちゃん以外の初心者にもやたらめったら当たりがキツイ立花さんに苛立ちMAXになった律ちゃんはつい口喧嘩になってしまいますが、立花さんから「基礎もできてないのにオーディションの練習なんてやってる暇あるの」と重い一撃。彼女の言葉は尖りまくって刃物のように鋭い一方、言ってることは正論で確かに間違ってないんですよね。
律ちゃんは合奏練習で最初に必ず弾く「カルメン」で未だにミスしてしまうため、オーディションの練習よりまずはそっちでしょと立花さんは言いたかったようです。
苛立ちを爆発させるも正論に何も言い返せない律ちゃん……。

イライラを抱えながらも1人で自主練をしていた律ちゃんが帰ろうとすると、夜遅くだと言うのにまだ一人残って練習を続けていた立花さんを発見。最終下校時間の夜8時を過ぎても自主練という熱心さ。
そんな彼女のもとへ、下校を促すためにやってきた米沢先輩と立花さんの会話を律ちゃんは偶然(ほとんど立ち聞き)耳にしてしまうことに。
立花さんは律ちゃんが初心者だから嫌っているのではなく、合奏の時にみんなの演奏を聞いていないから下手なのだと指摘。自分のことばかりで周りの音が聞こえていない、独りよがりな演奏だから苛立つのだと。
なんだかんだ立花さんはただ嫌味なヤツなのではなく、真面目で自他ともに厳しいからこ物言いもキツくなってしまうだけなんですね。ただのツンデレだった。
そんな立花さん、実は原田先輩と同じ中学だったようですが、今の律ちゃんが中学時代の自分と同じと言っていたところを見ると彼女にも苦しい時代があったようです。同族嫌悪でなおさらキツくなってしまっていたのかな。
それにしても立花さんを演じるLynnさん、最近はすっかり気が強いツンデレ女子役のイメージがついてきましたね。声自体は柔らかいのでキツいセリフでもキツすぎないのがちょうど良くて素敵です。
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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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