アニメアニメ感想

【アニメ感想】ゴールデンカムイ(第四期) 第四十話 「ボンボン」

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40話のあらすじ

14歳の鯉登は海軍大佐の父を持つ問題児として周囲から「ボンボン」と呼ばれ腫れ物扱いされていた。そんなある日、鹿児島に西郷隆盛の墓参りへと来ていた鶴見中尉で出会い、真っ向から向き合い叱ってくれる彼に心を開く。鶴見中尉のくれた月寒あんぱんを食べながら2人はいつかまた再会できたら友人になろうと誓い合うが……。

40話の感想

鯉登少尉にとって非常に重要なこの過去編。原作では樺太で尾形に「バルチョーナク」と言われた直後にこの回想が始まるのですが、アニメでは尺の都合上第3期ではカットされてしまったのでもしや映像化されないのでは……と落ち込んでいたので本当に嬉しい。
月島のいご草ちゃん、尾形の父殺しと来て久々の鶴見劇場、最高でしたね。

とにかくクオリティが高くて特に今回作画がすんごかった。原作にそのまま色付けて動かしてるのかなってくらい再現度が高い。
それとところどころに挟まれる金カムならではのシュールなギャグがそのまま再現されていたのも嬉しかった。鯉登大佐と鶴見中尉がバイク(?)に2人乗りして五稜郭目指すとこは原作読んでる時爆笑したので、そのまんまのノリでアニメ化されてて本当に笑いました。目が合った女性たちにウィンクする鶴見中尉とか、バイクが大破して半裸になった鯉登大佐がバイクのハンドルだけ持って走るところとか、こんなシュールなギャグ普通このシーンで入れるか?? ていう。最高。

もうひとつ感動したのは何と言っても鯉登少尉の14歳~16歳時代も変わらず小西克幸さんが演じてくれたこと。さすがの演技力でしっかり若く、さらに難しいオール薩摩弁という高難易度を見事にこなしていて感動しました。マジで薩摩弁気を付けて聞いててもところどころさっぱり分からん。薩摩弁監修の方がいるようですがそれでもこれだけセリフ量を薩摩弁は難しかっただろうなあ。改めて小西さんの凄さにやられました。
そして鶴見中尉を演じる大塚芳忠さん。この第4期に入ってからほぼ初めて登場かな。やっぱりかっこいいんですよね。鶴見中尉って日露戦争前と後でかなり印象が違っていて、戦前の怪我をしていない男前な中尉はいつ見てもドキドキしてしまう。そして前と後で芳忠さんのお芝居も少し違うようにも感じられます。というか、鶴見劇場だからなおさらそう感じたのかな。杉元たちに対する本性剥き出しの時と、部下たちに対する鶴見劇場開幕中だとだいぶ声が違うんですよね。うーん、かっこいい。
それと今回はほぼゲスト出演的な感じだった月島軍曹と尾形(上等兵)と菊田特務曹長。アニメだと当然ながら声がつくので、誘拐犯たちが月島たちなのはすぐに分かりますが、原作だと最後の最後で分かるので本当に衝撃的でした。バルチョーナク。

今回も最高のアニメでしたが、次回は「シネマトグラフ」。久々の杉元一味たちのお話です。この回、正直アニメではカットされるんじゃないかなと思っていたので(第3期までの話の進み具合だとカットされそうだと思ってた)こちらもアニメ化してくれるの嬉しい。第4期からはだいぶ丁寧に原作を再現してくれてるので毎回とても幸せです。

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