Sonny Boy 第5話「跳ぶ教室」感想

なんだかいつも以上に謎が多くて混乱しました。時系列整理するだけでも頭使いますね……。
前回ラストで衝撃的な登場をしたあき先生。生徒達の会話から察するに元の世界では女性アナウンサーのようだったとかもっとぶりっ子だったらしく、このあき先生はまるで別人のようなんだとか。確かに目にハイライトないのが怖いし、ちょっと人間っぽくないですね。神を自称するようなことも言っているし、この世界にかなり関わっていそう。
関係ないけど希の「おっぱいの大きい女の言うことは信用するな」発言に吹きました。酷い偏見、一体何があったんだ希……。

あき先生は「もう元の世界には帰れない」と言ったり、この世界に来たのは全部長良のせいと発言したり、前回から続く長良批判をさらに助長。多くの生徒がそれを信じてしまったせいで、ますます長良は孤立してしまいます。
Twitterで5話の感想を色々と読んでいて気づいたのですが、希と長良が海の主を見るために飛び込んだシーン、「主はたくさんの小魚だった」ことに驚くセリフは、長良1人を糾弾するクラスメート達の姿を暗喩してたんですね。めちゃくちゃ分かりやすい。

謎多き5話では長良、希、朝風のバックボーンを想起させるようなシーンがいくつか登場し、その中でも希の「病院で聞いた話」から察するに、通院するような事情があったんでしょうか。長良の家庭環境も気になるし、朝風もなんだか色々ありそう。何より、あき先生との会話が気になりますね。あき先生が敵対者だったとしたら朝風も敵側に行ってしまうのかな。

そして今回なんと言っても一番衝撃だったのが、突然のツダケンさん。大川透さんに続き、声だけの登場でしたが、謎過ぎる。クレジットには「やまびこ」と表記されていて、セリフもほんの少し。彼らがあき先生の言う「神」的存在？ ラジダニが信仰する神様についての話もあったし、「神」もテーマになってくるんでしょうか。

追い詰められていく長良が心配ですが、1人逃げた長良を探して追いかけて、その上あの瑞穂が涙声で怒ってくれたことが彼にとって大きな味方になってくれたら嬉しいですね。にしてもこの4人安心するしやり取り可愛い……癒し。

第5話 跳ぶ教室