8話のあらすじ
Aチーム昇格を懸けた紅白戦、チームメイトの意図を読み取れず目まぐるしく変化する試合展開についていけないアシトにもはやパスは回ってこない。それどころかチームメイトに立ってろと言われてしまう始末。試合後、他の選手との差に絶望し打ちひしがれるアシトの前に現れた阿久津にも罵詈雑言を投げつけられ呆然とする。やがて立ち上がったアシトは伊達コーチのもとに向かいサッカーを教えてほしいと頭を下げるが……。
8話の感想
これまでいろんなスポーツアニメ見てきましたが、ここまで絶望的なとこまで追い詰められる主人公は初めてかもしれない……。見ていて胸が痛みました。でも諦めないのが主人公たる所以なんですよね。グッときちゃう。
圧倒的にサッカーの基礎がなっていないことを思い知らされたアシト。チームメイトからも見放され、因縁の阿久津からも暴言を吐かれ、けれどそれでも諦めないアシトは自ら伊達コーチに頭を下げに行きます。何から始めればいい? というアシトの質問に対し、伊達コーチは一言「ボールを止めて蹴る」の練習。そこからアシトは昼間の練習後も夜中まで1人壁打ちの練習。
自己中心的にお調子者なアシトですが、打ちのめされた時に一度は絶望してもそこからちゃんと這い上がるために頭を下げられる子なんですよね。無鉄砲だけど努力家だし指摘はちゃんと受け止める。そして何より家族思い……。
今回アシトが3年間ユースでかかる費用を初めて知りましたが、この辺りはっきり金額を描写するのが物凄いリアル。阿久津はいちいち親のこと出してきて苛立たしいけどそれが確実にアシトの成長を促しているんですよねえ。
そういえば唯一Aチームに昇格した遊馬くん。伊達コーチも絶賛の理由が、試合の動きをしっかりと読み取って自分の考えを的確にチームメイトへと伝えられるコーチング力。元々コミュ力も高そうな子ですがそれがサッカーにもキチンと活かされているんですね。
自分の考えを言語化できるってサッカーでなくてもものすごく重要な能力で、思ったこととか感じたこととか頭の中で組み立てた考えをそっくりそのまま他人に伝えるのってめちゃくちゃ難しいですよね。それこそこうやって文章に起こすのも……なので遊馬くんが羨ましい。
さて夜練を始めたアシトは橘くんや大友くんの協力もあったものの自主練しすぎて肝心のチームでの練習が疎かになったことからコーチ陣にキツく咎められることに。そんな時、1学年上の先輩・中村平くんの助言で、同室の冨樫くんからアドバイスをもらうことに。冨樫くん、見た目いかついしもっと自己中心的かと思いきや、意外とアシトに対しても好意的。
個人的には未だに冨樫くんの声が八代拓さんなのが信じられません。こんな低音出せるって知らなかった……。
あと新キャラ・平先輩を演じる小野賢章さんも登場。柔和な雰囲気でチームから疎外しているアシトに対しても優しい先輩。じわじわと新キャラが出てきて楽しい。
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