12話のあらすじ
今井を連れて10億円を受け取りに銀行へとやってきたヤノと関口。ドブの計画通り一番上のアタッシュケースだけを確認しヤノたちはアジトのある埠頭へと向かう。
その様子を見守っていたドブは残りの9億を受け取り小戸川の待つ駐車場へ。
10億を手に入れたと思い込み上機嫌のヤノだったが、大門兄のパトカーに停められ一つを除きアタッシュケースの中身が偽札だったことを暴かれてしまう。
ドブの計画は全て順調に進んでいくと思われたのだが……。
12話の感想
ついに決行当日がやってきた銀行強盗計画。ヤノさんから10億を奪うために立てたドブの計画は途中まで驚くほど順調に進んでいきました。
銀行から受け取った大量のアタッシュケース。その一番上のケースだけを確認したヤノ・関口は10億あると思い込んでそのままアジトへ。
そのすぐ後ろで事を見ていたドブは、銀行から本物の9億円をゲット。小戸川の待つ駐車場へ行き9億円を乗せた車を駐車。小戸川のタクシーに乗ってヤノさんの車を追います。
その頃、大門兄がヤノさんたちの車を緊急停車させ、10億円のうち9億円が偽札だったことを暴くことに成功。当然激怒したヤノさんですが警察相手に暴れるわけにもいかずパトカーで事情を話しているうちに、こっそりドブが1億円を乗せた車をゲット。
こうしてヤノ・関口は大門兄に捕まり、ドブは見事10億円をゲット……するはずだったのですがその後まさかの展開に。
これまで幾度となく小戸川を追いかけ回してきた田中がついにここで小戸川と対峙することに。第4話で描かれた「田中革命」での数々の伏線がいくつか回収されました。
田中は小戸川からの謝罪を受けてとりあえず怨恨は解決したものの、小戸川が持っていた呑楽消しゴムを見たことで再び急展開へ。どうやらドブ→白川→小戸川というふうに消しゴムが転々としていたようですが、田中にとってそれは小学生の頃に10万円を騙し取られた因縁の物。そしてさらにズーデンのランキング1位の人物「ditch-11」へと話も膨らんでいきます。
この辺り、まだまだ何が真相なのか分からなかったんですが、ditch-11=ドブなのは確定なんでしょうか。まあアイコンが確かにドブっぽかったけど。でも呑楽消しゴムのことは身に覚えがなかったし10万円奪ったのはまた別の人物? 田中の話(ditch-11に直接メッセージ送ったこと)もどこまでが本当か分からないし……最終回でこの辺りのことも明かされるんでしょうか。
ところで田中役の斉藤壮馬さん。今回も凄かったですね。4話以降ほぼセリフはなかったので久々に声を聞けました。廃人のようなボソボソ声から突然激昂して怒鳴ったり、ドブを撃ってしまったことで発狂して叫んだりと、ものすごいテンションのジェットコースターを見事に演じていて鳥肌立ちました。完全に精神イカれてるのがめっちゃ伝わってきて怖かった。
あと9億円が偽物だと分かった時のヤノさんが完全にラップを忘れて普通の口調になっちゃったのも笑った。普通に喋れるんかい。そしてこんな緊急事態の中でもしっかりそれを指摘する関口よ。ヤノさんを演じるMETEORさんは声優初挑戦のラッパーということですが、普通にしゃべっても意外と違和感なかったですね。
ホモサピエンスを演じるダイアンのふたりも、大門兄弟を演じるミキのふたりも本当に違和感なくてシリアスなシーンでもしっかりお芝居できてて毎回驚きます。もちろん滑舌の滑らかさとか、発声の技術なんかは本職声優の方々には及びませんが、それでもこれかで役にぴたりと当てはまっているのはプレスコ方式で収録したのと演出された方がとても上手だったんだろうなあと。
さてついに次が最終回。残り1話で全ての謎が解けるのかワクワクです。ドブはどうなるのか、ヤノさん関口は捕まるのか、今井は10億円を手に入れられるのか、そして小戸川の家にいると噂される誰かは本当に存在するのか。最終回もしっかり楽しみたいと思います。
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