14話のあらすじ
福田からディフェンダーへの転向を告げられ失意のアシト。そのことを知った大友たちもショックを受け、姿を消したアシトを探しに飛び出していく。
アシトが門限を過ぎても寮に戻っていないことを知った花もまたアシトを探して自転車を走らせるのだった。
14話の感想
福田監督、鬼ですね……。アシトが誰よりもゴールに対して執着を持っていることを知りながら、フォワードとして成長し始めたところでディフェンダー転向を告げるって最初から決めていたとか……。エスペリオン入団の日にアシトが盗み聞きしてしまった福田監督と望コーチの会話を、実はアシトがいることを知った上で望コーチに厳しいことを言わせたことも、全部福田監督の計画通りだったこと。もはやすごいを通り越して、怖い。想像以上に食えないヤツだった。
望コーチ、ずっとアシトに当たりキツイなって思ってたけど本当は心の中で葛藤もあったんでしょうね。めちゃくちゃいい人じゃん……。
しかもアシトがディフェンダーに転向することを他のチームメイトに伝えるホワイトボードに、ディフェンダーは色々教えてやるようにって添えてるのもマジ優し過ぎて……。
アシトのフォワード転向を知った大友くんたちの反応にも泣けました。なんか色々理由つけて寮に戻らないアシトを探しに出かける大友くん、橘くん、冨樫くん、黒田くん、朝利くん……。アシトって最初はチームからかなり浮いてたと思うんですけど、いつの間にかこんなに仲間として受け入れられてたんだなと思うと……泣いてしまう。
そして真っ先にアシトの居場所を見つけ出した花ちゃん。きっと、アシトに会ったらなんて言おうかいっぱい考えたと思うんですよね……。その結果が「ご飯食べたか?」って言葉なのもうマジ泣きました。何があったのか聞き出すわけでも、励ますわけでもなく、ただご飯を作って一緒に食べる。これができる花ちゃん、本当にいい子だなと……。
サブタイトルになっている「たかがサッカー」、誰が言うのかなと思っていたら花ちゃんだったのも驚きです。でもきっと花ちゃんだからこそ、花ちゃんにしか言えない言葉だったんだろうなと。サッカーに人生かけてる選手たちにはきっと言えない言葉だけど、花ちゃんもこれ言うの勇気いっただろうし、なんかもうすごいなあ(語彙力)。
またお母さんに「何にもないよ」と強がるアシトも、それを信じてあっさりと電話を切るお母さんのやりとりにも泣きました。青井家尊すぎる……。
さてそしてついにディフェンダーとして初めて参加する練習、これまではあまり接点のなかった竹島くんの隣のポジション。今まではアシトのいる前線しか把握してなかったけど、竹島くんと冨樫くんってこのポジションだったのか。
新たに登場したディフェンダーの基礎「しぼる」という言葉。アシトはここからまたサッカーの概念と基礎を一から学び始めるんだと思うと、もう本当にワクワクします。アシトの特殊能力がディフェンダーとしてどう覚醒していくのかも楽しみです。
にしても憎っくき阿久津や、竹島くんに頭下げてちゃんと教えを請うアシト、成長したなあ。なんかもういろんなことに泣けた14話でした。
あと今回めちゃくちゃ作画いいなと思った(いつもレベル高いけども)んですが、作画監督と原画に黄瀬和哉さん参加されてましたね!! 絵コンテの長沼範裕さんも凄い方ですし、重要な回だけあってなんだかめちゃくちゃ豪華に感じました。
関連商品
↓Amazonプライム会員なら月額600円でAmazonプライムビデオ見放題や無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!
コメント