88話のあらすじ
ダイが放った二発のドルオーラによって天魔の塔の壁や床ごと吹き飛んだバーン。
その衝撃はホワイトガーデンにも届き、マァムは瀕死のミストバーンを置いてダイたちのもとへ急ごうとする。ところが動けないはずのミストバーンが立ち上がり、自ら闇の衣を脱ぎ去りその素顔が明かされる。その姿は細面の美青年であったが、手をかざしただけでポップたち全員を吹き飛ばすほどの威力を持っていた。
88話の感想
まずはドルオーラ二連発によって吹き飛んだバーン様……えっ、ほんとに死んじゃったの！？ 思いのほかあっけない終わり方でまだ生きてるんじゃないかと疑ってしまう。
ただレオナの言っていた通り、本来は一人しか存在できない竜の騎士のドルオーラを二発連続で食らう経験はバーン様もなかったはずなのでこれはダイの発想の勝利なのかも。
ダイの「強すぎるのもいいことなのかわからない」というセリフがなんとも切ないですね。いつの日かの自分のことを思っているのかも……。
とはいえラスボス（と思われていた）を倒してホッと一息のダイとレオナは、階下でポップたちが死にそうなこともつゆしらず回復しながらイチャイチャ。「ミストバーンがバーンより強いなんてことないはずだから」というレオナのセリフに「そのまさかなんですよー！！」と教えてあげたい！！！
バーン様が消し飛んだことを知ってか知らずか自らの意思で闇の衣を脱ぎ去ったミストバーン、その素顔はまさかの……超イケメン。なぜか目は閉じたままだけど。心なしか子安さんの声もミストバーン時より柔らかくなった印象ありますね。闇の衣をまとっていた時の方が無機質感があったような。
そんなミストバーン、なんと肉体的にはバーン様を超えていて本物の最強だったことが判明。それが闇の衣を脱ぐことにバーン様の許可がいる理由だったんでしょうか。部下が自分より強いなんて心休まりませんしね。
しかしまた一方で、闇の衣をまとっていた時からポップたちの攻撃が当たっても致命傷にならなかった不死身の理由を、なんとビーストくんが気づくという驚きの展開に。
ビーストくん！！ 正直存在を忘れていた！！ マァムにもポップにも正体バレてるのにかたくなにビーストくんであることを強調していながら、クレジットではしっかり「ブロキーナ」表記されてて笑いました。ビーストくん表記にしてあげて。
次回はついにミストバーンの不死身の理由とビーストくんの強さが明らかになるようですが、本当にバーン様は死んでしまったのかとか、次回予告にちらっと映った若い頃のアバン先生とハドラーはなんだったのかとか、キルバーンはどこ行ったんだとか、いろいろ気になって早くも次回が待ち遠しいです。
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