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ユーレイデコ #11 「運命は二度変わる」 感想

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11話のあらすじ

どろんたちのおかげで空高く浮かぶマークトゥエインに辿り着いたハック、ベリィ、フィンの3人。以前手に入れたエンジェルフィッシュクラブのカードで中へと入った3人は、無人の空間の中で怪人0にまつわる情報を探し始める。超再現空間の中に入ったハックとベリィはトムソーヤ島の全ての情報が今もなお保存され続けているという膨大なデータから怪人0について調べるが、ベリィは偶然両親のデータを見つけてしまい……。

11話の感想

本当にあったマークトゥエイン。どのくらいの高さにあるのか分かりませんが、呼吸が苦しくならない程度の高度なんでしょうか。というかどういう原理で浮いてるんだろう。
そんなマークトゥエインの中に保存されているトムソーヤ島の全ての情報の中から怪人0について調べることになったハック、ベリィ、フィンの3人。
いつも通り超再現空間の中に入ったベリィですが、偶然にも両親がベリィのデータを書き換えたことで連行されていたことを知ってしまいます。何も事情を知らずに、けれどベリィを守ってくれた両親。その想いに涙するベリィ。
そんなベリィに対してハックは「全てのデータを消しちゃえば」と軽いノリで提案。ベリィと両親のデータを消してしまえば、親子関係はデータ上なかったことになり、両親が罪に問われることもなくなります。しかし自分が2人の娘だという事実がなくなってしまうと泣くベリィに対して放ったハックの言葉は「ベリィの目で見たこと、パパとママの目で見たこと、それが真実」。
深い……深すぎる。
ベリィとハックの価値観はおそらく育ってきた環境の違いもあって正反対で、どちらが正しいとかいう話ではないのでしょうが、それでもハックの「自分の目で見たことが自分にとっての真実」という考え方にはすごく感銘を受けました。分かっていても噂に惑わされるのが人間……。
それにひきかえ、街の人々はユーレイ探偵団が怪人0だという噂と、ベリィの両親が流した嘘の情報を信じて惑わされるという皮肉。

その後カスタマーセンターの警備ロボットたちに追われるベリィたちは、逃げるさなかに突如現れた0現象によって強制的にハックが超再現空間へと引きずられてしまいます。こうなると現実のハックはほぼ気絶状態。フィンはハックの体を抱えて逃げることになり、その後ベリィもまた超再現空間へと入ったので最終的には2人を抱えて走るフィンに心打たれました。ユーレイ探偵団を「どこにも居場所のない人間たちの集まり」みたいに言っていたフィンが、「大切な家族だ」と言えるまでになったのが泣けます。というか本当はずっと前からそう思ってはいたんだろうな、裏切られるのが怖いという不安があったからこそああいう言動を取ってしまっただけで。

そして超再現空間で再び怪人0と対峙したハック。どうやら本気を出したらしいハックのアクションがめちゃくちゃかっこよかったですね。
その結果ついに怪人0の顔を隠していた仮面の一部が取れてその素顔が少しだけ明らかに……なったけど誰!?
次回はついに最終回。怪人0の正体と0現象の謎、カスタマーセンターに追われるユーレイ探偵団、両親と離れ離れになってしまったベリィ、いまだ謎に包まれたハックの過去……果たしてどこまでラスト1話で回収されるのか楽しみです。

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