7話のあらすじ
どこにあるのか誰も知らない幻のラーメン屋台の噂を聞いたベリィ。噂を集めるのが趣味というミスターワトソンはこの屋台に行ってみたいらしいが、ほかのメンバーは興味を示してくれない。ベリィはワトソンとともに噂の屋台の情報収集を始め、ついにワトソンが屋台の地図を手に入れることに成功。ラーメンが食べたいというハックも加わって噂の屋台への冒険が始まるが……。
7話の感想
近所のおじさんたちから噂の屋台について聞いたベリィとハック。友達の友達が行ったことのあるそのラーメン屋では極上のとんこつラーメンがあるだとか、別の噂ではしょうゆラーメンが美味しいだとか、いろんな噂が飛び交っている様子。ただハンクによれば彼がこどもの頃からその噂はあるそうで、ただの噂というより都市伝説的なお店のようです。
そんな噂に興味を持ったベリィと噂を集めるのが大好きなミスターワトソンがタッグを組んでの調査に乗り出します。
ワトソンはこれまでも登場はしていましたが言葉を発することもなければ特に活躍もしていなかったので正体含め謎に包まれていたキャラクター。そのワトソンが今回はなんとメインキャラクターに。
着ぐるみに誰か入っているのかなと思っていたら、口から紙をプリントする・目から強力なライトを照らす・猫のように身軽に駆け回るなど尋常ではない能力を次々発揮。しかも着ぐるみとはちょっと違うらしく、パイプに頭をぶつけた時に金属っぽい音を立てていたのであの猫の頭も機械なのかも。
じゃあ中身も人工知能なのかと思ったら、口が開いてしっかりラーメンを食べていたのでやっぱり中には人がいるっぽい。謎は深まるばかり……。
とはいえ猫の顔なのにおじさんみたいな髭と体系、常に温厚でベリィたちにも紳士的な姿にこの1話だけですっかり魅了されました。めちゃくちゃ可愛い。絶妙なおじさんみとマスコットキャラ的な可愛さが融合してる。
さて噂の屋台についに辿り着いたベリィたちはそこで人工知能のアナリティカさんに出会います。マークトゥエインと呼ばれる場所を作り、このトムソーヤ島も作り出した人工知能だというアナリティカさん。人間の噂というシステムが理解できず、ネット上の噂の屋台に関する情報を削除することで噂についてずっと調査しているんだとか。
これまた人間の闇を皮肉るようなテーマです。現代社会でもあることないこと噂になってネット上で炎上することも多いですし、都市伝説なんかはまさに噂の塊。情報社会においてはたかが噂、されど噂。
このアナリティカさん、おそらく本作においてかなり重要なキャラクターであったはずなのですが、突如屋台周辺に超再現空間を作り出した怪人0によって破壊されてしまいます。
これまではハックたちが探していた怪人0が、今回は明らかになんらかの目的をもって自ずから姿を現した形になりました。まっさきにアナリティカさんを狙っていたのを見ると、彼がベリィたちに情報を喋りすぎたから抹殺したのか、と思ってしまいますね。
しかも今回はハックのデータを奪い取っていたし、怪人0の目的が分からない……。
あとはワトソンが拾ったクジャクの羽のような部品2枚と、噂の屋台で使用されていた丼の底に描かれていたクジャクの絵柄も謎ですね。ベリィが調査の末に出会った老人の「マークトゥエインが空の上にある」というような発言も謎ですし。そもそもマークトゥエインとは? フィンは聞き覚えがあるようだったので、今後重要なキーワードとなっていくのかも。
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