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ACCA13区監察課 第10話 「空のない街に降る星」 感想

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10話のあらすじ

カジノが盛んなヤッカラ区に視察で訪れたジーン。支部長と区長からタバコを差し出され、王族であるジーンが次の国王になる大博打にかけると告げられる。
次の視察地プラネッタ区は岩と砂しかない一帯が砂漠の過酷な地。区民たちは空のない地下で暮らす一方、その表情は明るく夢に溢れていた。

10話の感想

3区連続の視察を続けるジーン。カジノが盛んなヤッカラ区では支部長と区長から博打になぞらえてタバコを渡されます。もうすでにどの区もジーンが王族であることを隠さなくなってきましたね。
続くプラネッタ区はこれまでジーンが視察した中でも個人的に印象的な街。外は一面砂漠で日中は車がないと出歩けないレベルの暑さ、おまけに砂嵐もあるようで(描かれてはいないけどおそらく夜は極寒)間違いなくドーワー王国の中でも最も過酷な区。
しかしそこで暮らす人々は空のない地下暮らしにも関わらずみんな楽しそう。彼らは国から支給されるお金の半分近くを地下資源発掘のために使い、その一攫千金の夢に生きがいを見出している様子。
区は裕福なのに貴族と庶民の間で争いが絶えなかったスイツ区の区民と、国は貧しく土地も貧しく環境は過酷なのに夢に溢れるプラネッタ区の区民。幸せなのはどちらなのか、なんとも深いお話です。
そんなプラネッタ区の区長はクーデターの件には関わらないという方針だったようですが、ロクステッラの「もし地下資源が見つかって区が豊かになったら戦争になるかもしれない」という言葉でACCA存続を希望するようになったとか。本当は地下資源なんて見つからないと心の底では思っていたのかもしれない、という口調の言葉がまたなんとも言えない。すぐに叶ってしまう夢は夢じゃないなんて言葉もありますね。

個人的に好きなシーンは通信のために車で砂漠に出たジーンたちが砂嵐に巻き込まれ、社内でご飯を食べるところ。王族の出であるジーンに気を遣って非常食の乾パンしかないことを申し訳なさそうにするロクステッラに対し、久々の乾パンにちょっとテンション上がるジーンが微笑ましくて好き。ジーンはたぶん気を遣わなくていいよって意味で楽し気にしてるのと、本当に乾パンが美味しくてテンション上がってるの両方ありそうなのがいい。っていうか普通に何種類もある乾パンオシャレで食べてみたい。

あと視察から戻ったジーンとロッタがお茶を飲みながら会話するところも好きです。ロッタの身に起こった事件を聞いてごめんねと謝るジーン、本当にめちゃくちゃ素敵な兄妹なんですよね。
ロッタが幼い頃、ニーノのお嫁さんになると言ったら真面目な顔で「それはできないんだよ」と言われた話も好きです。幼心に何か事情があるんだろうなと察したロッタすごい。
ところでこの第10話、実は初めてニーノが全く登場しないんですよね。次回予告の語りも初めてジーンんが担当。ちょっと寂しい。

そして物語の裏ではいよいよリーリウム家が動き出します。以前も登場していたリーリウム兄の井上和彦さんに加え、今度はリーリウム弟の佐藤拓也さんも初登場。この兄弟……豪華すぎる!
残りは2話、次回から波乱盤上の展開が始まります。

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