アニメアニメ感想

ACCA13区監察課 第7話 「夜霧にうかぶ真実」 感想

スポンサーリンク
7話のあらすじ

王室のあるドーワー区に視察で訪れたジーン。自身が各区のクーデター派の橋渡し役にされていることに気づいたものの、情勢は王室次第。答えの出ないままロッタに頼まれたお菓子を買いに出たジーンはそこでニーノと遭遇する。明日の15時にお店へ行こうと誘われたジーンだったが、その日は国王が街にで”お出まし”する日で……。

7話の感想

王子の成人記念式典で一度訪れたドーワー区に今度は視察でやってきたジーン。ロッタに頼まれた”雪の玉”というお菓子を買いに出かけたものの店の場所が分からずにいると、当然のように現れたニーノに場所を教えてもらえることに。
翌日の午後3時、ニーノと約束した時間にお店に行ったジーンですが、その時間のそのお店にはなんと国王のお姿が。街に”お出まし”する時は必ずご贔屓のお菓子屋さんに顔を出すのだそう。
街の人との会話を楽しみにしているという国王様は以前にも式典でロッタににこやかに接していましたが、今回もなんと自らジーンを自分のテーブルに呼ぶという懐の深さを見せてくれます。
このファルケ2世国王を演じる中尾隆聖さんは悪役を演じることに定評のあるお方ですが、このACCAではただひたすらに優しくて穏やかなおじいちゃんを演じてくれています。この声がもうたまらなく好き。それでいて、シュヴァーン王子に対して放った「全部じゃよ」というあの一言に込められた愛情と深み。何度聞いても感動。

今回は色々と伏線も登場した中、伏線の回収も始まりました。
シュヴァーン王子が勘付いたジーンとロッタの出自、33年前に事故で亡くなったという第二王女とそのお付きの人、モーヴ本部長が突き止めたジーンが王族の出であるという真実。
この辺りから徐々にニーノが誰の指示によってジーンの写真を撮り送っているのか、「30年前から」というセリフの意味、そして今回間違いなく国王があの店に来ると分かっていたのに15時と指定した理由。
あと個人的にめちゃくちゃ感動したのがニーノが電話で誰かに報告するシーン。一本目の電話はグロッシュラー長官に、2本目は「上司」への電話なんですが、声がガラッと変わるんですよね。グロッシュラー長官に対しては硬く厳しく壁を作るかのような無機質な声、一方「上司」に対してはジーンやロッタと接する時のように柔らかく愛情を感じる声。この辺りの演じ分けがさすが津田健次郎さんだなあと。このACCAでのツダケンさんのお芝居は全てにおいてアニメ史に残る名演技だと思います。

ちなみにロッタが食べたがっていたあの”雪の玉”というお菓子。おそらく元になったのはドイツのローテンブルクの人気伝統菓子である「シュネーバル」なのではと思っています。シュネーバルは直訳すると「雪の玉」という意味でそのまんま。小麦粉などを混ぜた生地を紐状(きしめんくらいの太さ?)に切って、丸めて油で揚げたものを言うそうです。わたしも実際に食べたことありますが見た目も可愛ければ味もめちゃくちゃ美味しい。ACCA見るたびにシュネーバル食べたくなりますね。

関連商品

Amazonプライム会員なら月額600円Amazonプライムビデオ見放題無料の配送特典などお得なサービスを受けられます。他にも多数のサービスを利用できるのでオススメです!

Amazonプライム会員

スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
Twitterフォローもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました