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ブッチギレ! 第十二話(最終回)「ブッチギレ!咎人新選組」 感想

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12話のあらすじ

江戸中から集められた魂と街に描かれた五芒星、そして土御門の儀式によって伝説の陰陽師・安倍晴明あべのはるあきら(CV.徳留慎乃佑)がツキトに憑依し復活してしまう。一番星とサクヤは晴明を止めようとするもその圧倒的な力の前に負傷してしまう。
一方、暴走する長州藩を追っていた他の替え玉たちだったが、それぞれの刀が突然強く光りだし……?

12話の感想

ツキトに憑依し復活した巨大な骸骨、その正体は伝説の陰陽師・安倍晴明。土御門はこの時のために魂を集め、江戸の街に五芒星を描くために火を放ち、そして人柱となるツキトを育てていたんですね。本物の新選組組長たちを殺し、藤堂さんに重傷を負わせたのもこの安倍晴明でした。一番星にとっても藤堂さんにとってもまさに因縁の相手。
その力は凄まじく、一番星とサクヤ2人がかりでも蹴散らされ、替え玉7人が協力してようやく倒せるレベル。しかし倒したと思ったら魂を補充すると復活するというとんでもチート。

……かと思いきや、なんとそれまで指一本動かせなさそうだったツキトが自らの体に刃を突き立てることで晴明を道連れにして倒してしまいます。

……えっ!! 終わり!?
というあっけない倒し方。ラスボスのわりにはあっさり終わっちゃったな。
ただ12話描いてきて初めて替え玉7人が個々の力ではなく協力し合って戦うのがアツかったし、家族のために自ら死を選んだ母と同じ選択をしたツキトの最期も良かったです。一番星にとってはともかく、ツキトにとっては一番納得のできる死に方だったんじゃないでしょうか。

個人的に最終回で一番グッときたのは一番星とサクヤの会話。晴明の登場に諦めムードなサクヤが、一番星のなんとかなるぜに感化されて笑っちゃうとことが好きポイントでした。
あと右手を骨折し刀を上手く持てない一番星の手に自分のネックレス(砂時計)を巻いてあげるサクヤにもきゅん。一番星がかつて放った「1000人殺しても見える世界が変わらないなら今度は1000人助ければいい」というセリフをサクヤはずっと大事にしていたのも最高に良きポイント。
この作品はいろんなコンビが登場しましたが、なんだかんだこの2人のコンビが一番胸アツでしたね。しっかり成長を描けてる。

一方で納得いかなかったのは安倍晴明のあっけない最期と、替え玉たちの刀に新選組の魂が宿っていた理由。土御門も予想外だったようだし、偶然なんでしょうか。個人的には安倍晴明に殺された新選組組長たちがこのままでは死ねないと替え玉たちの刀に宿ったのかなあと想像。でもただの奇跡という感じで表現されちゃうとちょっとモヤる。
あとは結局ただの彼氏クンだった桂さんと、何度も名前が出たわりに一切登場しなかった坂本龍馬、病を患ってるような匂わせがされたのに何の説明もなかったサクヤ。この辺りが不満要素です。2期ができたらそっちで伏線回収するよ的なノリがなんだかなあ。桂さんはワルイ男の方が個人的に良かったな。

全体的にツッコミどころはあったものの、一番星とサクヤ、ソウゲンとスズランのコンビがすごく好きだったし、替え玉新選組という設定の斬新さ、疾走感あるOPとEDのかっこよさ、とっしーの藤堂さんがかっこよかったことなどなど、なんだかんだ1クール楽しみながら完走できました。

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