アニメアニメ感想

【アニメ感想】スプリガン 第4話 「episode4 ノアの方舟(後編)」

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4話のあらすじ

ノアの方舟発掘基地へと来襲した米軍のマクドガル大佐(CV.村瀬歩)。見た目はまだ幼い少年ながら”悪魔の力”と恐れられる衝撃波を前に優は敗北してしまう。アーカムの科学者・メイゼル(CV.麻生智久)とその助手マーガレット(CV.小林沙苗)を連れてマクドガルは方舟内部へと侵入し……。

4話の感想

機械化小隊マシンナーズ・プラトゥーンのファットマンとリトルボーイが敗北したことで、自らノアの方舟発掘基地へとやってきたマクドガル大佐。
見た目はまだ10歳くらいの少年ながら、脳に埋め込まれた「頭脳磁界増幅装置」によって強力な衝撃波を発生させるある種の超能力者。
「頭脳磁界増幅装置」って当然のように使われてましたが一体なんぞや……? 調べてみたけどよく分からなかったので、磁力を発生させて対象物を引き寄せたら弾き飛ばしたりする能力なのかなと推察。大佐本人は「サイコキネシス」と呼んでましたが。
ただ相当脳に負担がかかるらしく、優との2度目の戦いでは使いすぎて激しい頭痛や吐血に見舞われていました。見た目少年なのに顔色が悪く老けてみえるのもそのせいでしょうか。

出典:アニメ「スプリガン」公式サイトより

マクドガル役の村瀬歩さんは魅力大爆発でした。地声はちょっと高めで、顔に反して割と可愛い声。でもいざ戦いになってカッとなったり、能力の使いすぎて苦しみ始めると途端にドスの利いた声になるのがたまらない。
村瀬さん女装男子(男の娘)やショタなど可愛い系の男の子役が多いのに、演技力の高さと声幅で妙に強キャラが似合うんですよね。最高でした。

そしてジャン。マシンナーズ・プラトゥーンに対して圧勝するほど強く身体能力も高いようですが、実は自分の血を見ると獣人化してしまうという秘密があったようです。
彼自身が超古代文明の遺産そのものと言える獣人(ライカンスロープ)の子孫なのだとか。
ライカンスロープってなんだっけと思って調べてみたら人狼(狼男)の別の呼び方でした。ギリシア語のリュカントロポスから来ているようです。
自分の意思で獣人化できるわけではなく、自分の血を見ると自動的に(?)発動してしまうらしく、動くもの全てを破壊するまでと優が言っていたのを見るに制御もできないのかな。味方が近くにいたら怖いですね……。

出典:アニメ「スプリガン」公式サイトより

この3・4話で描かれたノアの方舟は、作中では地球全体の大気や気象をコントロールするシステムとして描かれました。マクドガルが言っていた「テラフォーミング」ってどういう意味だっけと調べたら、

惑星や月などの天体の大気、温度、表面の地形や生態系を地球の環境に似せて意図的に変更し、地球型の生命体が居住できるようにする仮想的なプロセスのことである。

引用元:Wikipedia

だそう。ノアの方舟を使えば実質的にこのテラフォーミングが可能だということだったんですね。
富士山の炎蛇編では諸刃の目的が私欲だったの対し、マクドガルは地球を破壊する人類を止めるためにという理由だったのが少し切ない。今回は思想対思想の物語だった気がします。
やり方は間違っていたとしても彼の思想自体は優も理解できたから最後助けようとしたのかな。

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※本ページの情報は2023年7月時点のものです。
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