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サマータイムレンダ #24 「Summertime re -rendering」 感想

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24話のあらすじ

常夜でのシデとの最終決戦、その本体が現世にあるシデを倒しきれず潮は弱体化してしまう。シデの鎧を完全に消し去るため潮は自らをハッキング弾に変身させることを思いつくが、そのために2分時間を稼いでほしいと慎平と竜之介に頼む。しかし常夜での2分は永遠とも感じられるほどの長さで……。

24話の感想

シデとの最終決戦、現世に本体があるシデとの戦いで深手を負い弱体化してしまった潮。残された力を使い潮は自らをハッキング弾に変身させることを思いつきますが、その準備にかかる時間は2分。その間を慎平と竜之介が時間を稼ぐことになります。たった2分、されど2分。現実世界なら一瞬でも、常夜では永遠とも感じられるほどの長さ。
潮を庇いながら戦う慎平(竜之介)ですが次第に追い詰められ、最後の手段でシデの鎧に竜之介をぶちこむことに。しかし人間の姿では常夜において生きていられないため慎平は瀕死の状態、さらに並行世界の記憶を持つシデはかつてひづるに同じことをされたため竜之介を分離させることにあっけなく成功。
このシーン、絶望的なのにかつて味方が行ったのと全く同じ戦法を取ったがゆえに対策されていた、というのがなんかもう、たまらんかったです。過去の味方の行動のおかげで成功するじゃなくて、過去の味方の行動のせいで失敗してしまうってのがね、絶望的でなぜかトキメキました(謎)。

しかし最後は潮のハッキング弾が完成し、波稲の助力のもとシデに直撃。そのまま現世にいる本体にも影響し、ついにシデは消滅していきます。
彼が世界を破壊するという思想に至った理由が、人類の行く末を見たかったのにハイネが衰弱したせいでもう次の肉体を用意できなくなったことを悟ったからというのが明かされ、自分勝手で傲慢ながら納得もしました。自分が最後まで生きられないなら、世界の方を終わらしてしまえばいい、という考え方が傲慢でいい。
きっと昔の日都ヶ島でも「影」はたくさんいたんでしょうが、ある程度人間と「共存」していたんでしょうね。それが慎平たちの代で皆殺しまでいってしまった理由が、シデが自らの寿命を悟ったからというのがきちんと描かれて納得できました。

そして残されたヒルコとともに潮たちは300年前の浜へと移動します。以前ループの途中でひづるさんの記憶に入ってしまった時と同じように、今度は300年前のヒルコの記憶の中へ。
潮は流れ着いたクジラの姿のヒルコを消去することで、全ての始まりをなかったことに。こうして元凶のヒルコを消したことで、全ての「影」は消えていきました。もちろん潮も。

そうしてラストに描かれたのは第1話冒頭でも描かれた日都ヶ島に向かう船の中で見た慎平の夢。
慎平にハイネの赤い瞳をプレゼントし、ひづるさんのスマホに声を録音した潮。さらに夢の中で潮が残した言葉「ちゃんと私のこと見つけてよ」「澪のこと…守っちゃってね……」。
1話冒頭のあのシーンってこの時の潮だったのかと鳥肌立ちました。二つのセリフも、1話の時点ではこれから起きる惨劇から澪を守ってねという意味で聞いてたけど、今聞くと私はもういないけど澪を守ってねに聞こえるのがもう……すごい……天才。すっごい1話から見直したい。
もうこれが最終回でいいくらい今満たされているんですが、まだもう1話見られるなんて神ですか(´;ω;`)

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