6話のあらすじ
次の対戦相手チームWの要は双子の鰐間淳壱・計助(CV.鈴木崚汰)兄弟。チームYを倒した鰐間兄弟の完璧なアイコンタクトとパスワークを崩すため、伊右衛門の提案で2人を引き離し、さらに久遠の考えた「3×3オールスター」作戦で挑むことに。しかし千切が鰐間兄弟と同じ高校でプレーしていたことが発覚し、鰐間兄弟は千切の過去のトラウマを挑発してくる。
6話の感想
チームZの次の対戦相手は双子の鰐間兄弟率いるチームW。
鈴木崚汰くん演じる鰐間兄弟はギョロ目がなんとも不気味特徴的な双子で、兄の淳壱はワニみたいな特徴的な眉毛で無口だけど表情豊か、弟の計助は小さい眉毛で兄の感情を代弁するお調子者。一人二役ではありますが、兄の方はほぼセリフが唸り声なので実質弟しか喋ってません。逆に弟の方が2人分喋ってるくらいのセリフ量ありましたね。
見た目通り中身も不気味でヒールっぽいキャラクターですが、それを見事に表現していてさすがでした。強烈なインパクトの見た目に負けてない演技すごい。
そんな双子の完璧な意思疎通からなる高速パスワークに対して、チームZは久遠の考えた「3×3オールスター」作戦で挑むことに。「次俺9」作戦は10分ごとにフォワードを交代する作戦でしたが、「3×3オールスター」作戦は30分ごとに3トップで連携を取りながら点を取るというシステム。10分だけだとわちゃわちゃしちゃいますが、30分ならじっくりいろいろ試せそう。
実際この作戦がハマリ、なんと前半だけで3得点という今までにない好発進。
……かと思われていたんですが、実はこれは全て仕組まれていたことが判明。これまで完全にいい人ポジション(オカン)にいた久遠がまさかの裏切り。チームZの作戦とそれぞれの武器をチームWに売り、勝ち点3をやる代わりに久遠が3点取ってチームZの中で一人だけ生き残ろうとしていたと。
見事に騙されました。本当に久遠いいヤツだと思っていたので、ショックでかかった……。
長年いろんなアニメを見てきたので、大体のクズやサイコパスを見ても「いいキャラしてんな~」と楽しめるようになってきましたが、久々に本気で胸糞悪くなりました。久遠のクズさは生理的に無理だ……。
チームが負けてもチーム内最多得点者だけは一次セレクションを通過できるという特殊なルール上、確かに久遠のやり方は一つの手段ではありますが、あまりに浅はかだと思うんですよね。一次セレクションを通過できたとして、じゃあその次は? 卑怯な手で生き残り続けたとして、じゃあプロになった時卑怯な手で勝ち続けられるのか? プロってそんな甘い世界じゃないでしょ。そういう意味であまりに浅はか。目の前の欲に目がくらんだだけのクズ。
これがもし鰐間兄弟に脅されてとかそそのかされてなら同情もしますが、久遠の方から持ち掛けたんなら救いようのないクズです。
物語上、チームZがここで負けることはなさそうですが、かりにチームとして勝ち残ったとしてもこんなクズと一緒にプレーしたくないやろみんな……。一体ここからどうなるんだろう。
ボロクソに言ってしまいましたが、久遠役の中澤まさともさんは素晴らしかったです。本当に見事に騙されましたし、クズにシフトチェンジした時の胸糞感も見事でやられました。
ちなみに公式サイトのキャストコメントでは、
”最初の収録で「彼のエゴを貫くために徹底的にいい人でいきましょう」と監督たちと確かめ合い、収録に臨んでおります。”(公式サイトより引用)
とまさともさんがコメントされており、今になってこの言葉の意味を理解しました。確かに徹底的にいい人でした!
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