うる星やつら第14話「水乃小路家の男／トLOVEル・レター」感想

アニメ

2023.01.20

EPISODE 14-A 「水乃小路家の男」

校内球技大会で野球の試合をするあたるたち、しかし負けたらプール券が貰えるという取り引きによりわざと負けようと八百長試合を行っていた。そんな中、学校に現れた面堂の幼馴染にしてライバルの水乃小路飛麿みずのこうじとびまろ（CV.梶裕貴）が面堂に勝負を挑んでくるが……。

EPISODE 14-B 「トLOVEル・レター」

面堂に果たし状を渡そうと待ち伏せていた飛麿だったが誤って知らずに了子の手へと渡ってしまう。果たし状をラブレターと勘違いした了子は喜び、デートを阻止しようとする面堂を撃退し、さらにはあたるまで巻き込んで……。

14話の感想

新キャラの水乃小路飛麿が登場。和服姿にポニテ、そして瞳には星模様。すごく高橋留美子先生らしい男の子キャラでビジュアルからして好き。そして当然のようにただのイケメンではなく、スポーツ用品系財閥の御曹司なのに超がつく運動音痴。一生懸命なのに全てが空回りする不憫男子ｗ
面堂くんとは「終ちゃん」「トンちゃん」と呼び合う仲で、幼馴染兼ライバル。
そんな飛麿くんを梶裕貴さんが演じているのですが、何気に梶さんがギャグアニメに出演しているのって珍しい気がしました。闇抱えたドシリアスキャラが良く似合うお声ですし。
でもそんな梶さんだからこそ、一生懸命なんだけど空回って不憫可愛い飛麿くんが良く似合う。
面堂くんに宛てた果たし状をラブレターと勘違いされて「ラブレターじゃないもん！」って怒るのが可愛すぎてやられました。低すぎず高すぎず可愛すぎない「もん！」が可愛すぎ天才。
一見真面目そうなキャラだからこそ、アホなシーンや吹っ飛んだ時とのギャップがまた素晴らしい。

収録では面堂役の宮野真守さんと一緒にアフレコされたそうで、お2人のかけあいが息ぴったりでにこにこしながら見てしまいました。想像ですが了子役の井上麻里奈さんと3人でのアフレコだったのかな。
今回は特に面堂くんが珍しくツッコミの連続だったので叫びまくってて笑いました。すっごい体力使いそうｗ
逆に了子はいつ何時でも了子のままなので、自分のピースを乱さずマイペースな演技が麻里奈さんさすが。
にしても了子の飛麿への想いは恋なのかいじりたいだけなのかどっちなんだｗ好きな子ほどいじめちゃうの究極系でしょうか……いやでも普通に誰が相手でもいたずらしてるしな。ヤンデレよりも恐ろしい了子の純愛（？）にちょっと震えましたｗ飛麿くんに同情してしまう。