【アニメ感想】うる星やつら第15話「あんこ悲しや、恋の味！？／思い出危機一髪…／薬口害」

アニメ

2023.01.27

EPISODE 15-A 「あんこ悲しや、恋の味！？」

レイに大量のたい焼きを買って食べさせるラン。食べ物に釣られてデートに付き合ってくれているのではと内心不安に思いながらも楽しんでいたランだったが、突然レイから頬にキスをされる。舞い上がったランはラムを呼び出しそのことを伝えるが……。

EPISODE 15-B 「思い出危機一髪…」

喫茶店でお茶をするラムとラン、「ランちゃんは性格が変わるから怖い」というラムの一言から、ランは自分がこんな性格になったのはラムのせいだと言い出す。ランは幼き日のラムにされた様々な仕打ちを語りだすが……。

EPISODE 15-C 「薬口害」

サクラがホレ薬を作ると聞いて興味津々なラムとしのぶ。この薬を使ったことがある、と錯乱坊に言われ否定しながらも動揺するサクラ。完成した薬をラムは早速あたるに飲ませるが……。

15話の感想

今回は3本立て。そのうちの2本が怒ったり喜んだり感情がジェットコースターのように激しく上下するランちゃんメイン回です。
「あんこ悲しや、恋の味！？」はレイにキスをされたと勘違い（実際キスされてるけど）したランちゃんが1人舞い上がる話。
相変わらず食べ物にしか興味がないレイはランちゃんがくれた大量のたい焼きをかっくらい、さらにはランちゃんの頬についてた食べかすも食べるという意地汚さ。そしてこれが、ランちゃんがレイにキスされたと勘違いすることに……。レイがマジで笑っちゃうほど酷い男でさすがにランちゃんが哀れでしたｗ

「思い出危機一髪…」もランちゃんがなんとも可哀そうなお話。幼い頃は何かと一緒に過ごしていたラムちゃんとランちゃん。しかし2人でお泊りした日にはラムちゃんのおねしょを自分のせいにされて母親にこっぴどく叱られ、ラムちゃんのせいで怪獣に追いかけられ、奢ると言われたのに結局同額払われたりと散々な目に遭ってきたというランちゃん。
ラムちゃんはこどもの頃、今よりもさらに破天荒で悪知恵が働く子だったんですね……そりゃあランちゃんの性格も歪むわ。
ちなみにランちゃんのお母さん役は伊倉一恵さん（シティーハンターの槇村香など）でした。親世代の声優も豪華ですね。

ED後のCパート「薬口害」はラブコメでは定番のホレ薬ネタ。サクラ先生の作る怪しげなホレ薬をラムちゃんがあたるに飲ませてみたものの……というお話。
実際にはサクラ先生が間違えてホラ薬を作ってしまったというオチなんですが、ホラを吹くようになったあたるが「もう家には戻りません。お昼ご飯取っといてね」と支離滅裂なことを真顔で言うのが面白すぎました。あたるはいつもホラ吹いてるようなもんだけど……。