4話のあらすじ
地方大会で散々な試合結果となってしまった風舞。負けてしまった理由を理解できない湊は雅貴からしばらくの間、的前に立つことを禁じられてしまう。何がいけなかったのか教えてもらえず、弓すらも持たせてもらえない湊は納得がいかないまま1人ゴム弓で基本動作を繰り返すことになるが……。
4話の感想
地方大会でなぜ風舞は総崩れしてしまったのか。その理由を湊たちが模索した第4話。
自分はみんなのため精一杯頑張って的にも当てたのに、自分だけ的前に立たせてもらえないと憤る湊。
みんなが調子を崩したのは自分のせいだと責任を背負いこもうとする海斗。
今回はそんな2人を中心に、部活だけでなく日常生活の風景も併せて風舞の男子5人のそれぞれの心情が丁寧に描かれました。
自分のせいだと頑なに責任を背負い込もうとする海斗に対し、どこか不満げな七緒。
実際は湊の射形が崩れていたことから風舞のテンポが崩れ出したことのが真相で、おそらく海斗も七緒もそのことにいち早く気づいていたんでしょうね。しかし見た目よりずっと繊細で気遣い屋の海斗は湊のせいにすることができず、責任を1人で負おうとしてしまった。そしてそのことに七緒は怒っていたようです。
七緒はいつも海斗のことを全部分かってるかのように余裕を持って接してますが、今回は珍しくはっきりと怒りをあらわにしていたのが印象的です。それが誰のためにもならないから怒ってたんでしょうね。
関係ないですが、今回初めて海斗の姉が登場してびっくりしました。しかも演じていたのが小清水亜美さん。豪華でさらにびっくり。洗濯物を海斗の上にぶちまけるのが姉弟っぽくて笑いました。
一方自分だけ的前に立たせてもらえずもやもやする湊。しかし地方大会の辻峰戦での自分たちの射を見て、自分の射形がいつもと違ったことに気づきます。
あの時湊は風舞のために自分が当てなくてはという意識と、愁や二階堂先輩のようにもっと美しい射をという意識がとても強く、結果的にそれがいつもとは違う射形になる要因となっていたんですね。
的に当てるのではなく、美しい射があってそれが的に当たるという意識。大会があって、試合があって、対戦相手がいて、仲間がいるけれど、最終的に自分がいかに美しい射を見せるかという競技なんですね。深い。
ただ逆に二階堂先輩は「結局弓道は的に当たればいい」というマサさんとは全く違う考え方を示していました。どんなに美しい射でも的に当たらなければ意味はない、というのも確かに一理あるけれど……。
中々過激な思考の持ち主の二階堂先輩ですが、一介の部員でありながら先輩含めた他の部員に1人で指導していたり、道場もなくグラウンドの隅っこで練習していたり(雨が降りだしたら自分たちで全部片づける)、指導者もなく道場もない自分たちが全国で勝つという強い信念を持っていたり、どうにも憎めない人物。
また二階堂先輩が慕っている謎の男性・茂幸さんも登場。EDクレジットには「二階堂茂幸」と表記されており一瞬父親かとも思ったんですが、「茂幸さん」と名前で呼んでいたので親戚の方でしょうか。湊や愁の師匠である西園寺先生のことも知っていたので彼が弓道経験者であり、二階堂先輩にとっての師匠なんでしょうね。湊たちに復讐したい理由も彼に関係あるのでしょうか。
ちなみに茂幸さんを演じているのは遠藤大智さんです。いい声。
今回は日常風景の描写も多くて、風舞女子ズの出番も多くて可愛かったですね。びっくりしたのは湊が花沢さんの家を知ってたこと。部員全員お互いの住所知ってるの……!? 部活以外でも仲良かったら可愛いな。
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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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