21話のあらすじ
幼少期から土地を転々として転校ばかりしていたニコライ。どの土地に行っても馴染めず、次第に寡黙になっていた。高校時代、クラスメイトに「漬物石」みたいと言われたことがきっかけで漬物の魅力に憑りつかれ漬物屋で働くようになったある日、ホストに勧誘されたことがきっかけでニコライは柿崎と出会う。
21話の感想
エタボメンバーの半生を描くソロ回最後はニコライ。
デンマーク系ロシア人の父と韓国系オーストラリア人の母を持つニコライは幼少期から親の仕事の都合で様々な土地を転々とする日々。学校が変わるたびにクラスに馴染もうとするも、みんなの真似をするうちに変な人として逆に遠巻きにされてしまうことに。
人気者になろうとするより何もせずクラスの隅でじっとしている方が平穏だと気づいたニコライはクラスメイトに「漬物石みたいだね」と半分馬鹿にされることも。しかしそれがきっかけで彼は漬物の魅力を知り、高校卒業後は1人で日本に残り漬物屋さんで働くことになりました。ニコライの漬物好きはここから始まっていたんですね。
漬物を好きになった理由も、漬物も漬物石もただありのままじっとしていることで人の役に立っているから、というのが意外と切なかった……。
漬物屋で働いていたニコライはホストに勧誘され、当時柿崎さんが働いていたホストクラブで働くことに。源氏名は「お漬物ニコ太郎」。何回聞いても笑う。
ここでもニコライはコミュ力の無さで人気最底辺、柿崎さんの真似をするもことごとく裏目に出て、お客さんを怒らせるばかり。

しかし柿崎さんの「そのままでいい」という言葉に解放され、漬物好きな人のいい性格を全面に出した結果次第に人気者に。
その後興味を持ったいろんな職を渡り歩いてエタボへと落ち着いたニコライ。
「ありのままの自分」って言葉にすると簡単だけど実際には「ありのまま」でいるのって結構難しいこと。そもそも「ありのままの自分」って??
ニコライみたいに”普通”であったりみんなの輪の中に入ろうとして無理をした結果上手くいかなかったなんて経験は多くの人が通ってきた道かもしれないですね。かくいう自分も自分らしくいることが難しくてだいぶ大人になってから分かって来た感じですし。
ニコライは柿崎さんに出会えたからこそ、自分らしくいる方法を見つけられたんでしょうね。
紆余曲折あって辿り着いた先が、漬物みたいに熟成されてそれぞれ魅力のあるおっさんアイドル・永久少年だったというのが、あまりにも良くできていて感動。
彼の熱い思いがバラバラになりかけていたエタボの心を一つにして、再び武道館ライブへ向けて動き出しました。残りは3話。果たして武道館ライブは成功するのか。ストラブとジェントルメンの出番はあるのか!?
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