アニメアニメ感想

【アニメ感想】新世紀エヴァンゲリオン 第24話 「第弐拾四話 最後のシ者(The Beginning and the End,or “Knockin’ on Heaven’s Door”)」

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24話のあらすじ

精神が崩壊し廃人と化したアスカ、クローンだったレイ、真実を知り不安定な精神状態のシンジの前にフィフスチルドレンの渚カヲル(CV.石田彰)が現れる。不思議な雰囲気を纏うカヲルに戸惑うシンジだったが、ストレートに好意を伝えてくれるカヲルに対し心を開き始め……。

24話の感想

長年石田彰さんの大ファンを自称しているものの、代表作である「新世紀エヴァンゲリオン」をきちんと見たことがなかったのがずっと引っかかっていました。今回ようやく見られてとても嬉しいです。
カヲルくんの登場シーンはどれもあまりにも有名なのでなんとなくは知っていましたが、実際に見てみると本当に刹那の活躍なんですね。たぶん放送時間のうち15分か20分くらいしか登場していない。それでも彼の言動全てにとてつもないインパクトがある。
出番は短いながらその登場から退場までの流れにはしっかりと根拠があるのも改めて理解できました。
シンジくんにとってはこの時、アスカは廃人状態、レイの正体がクローンだと知って会う勇気がない、ミサトさんもずっとピリピリしていて相談できるような状態ではない(襲われかけたし)しで精神的孤立状態。
そんな中突然現れた不思議な美少年が、「好きってことさ」とか「君に会うために生まれてきたのかもしれない」とか言ってきたらそりゃあ惹かれる。シンジくんにとっては生まれて初めて好意を伝えてくれる存在だったし。
ただ新劇場版だとカヲルくんと出会ってから死別まで結構しっかり描かれるのに対し、TV版だと一緒に寝泊まりした次の日にはもう裏切りなので驚きました。凄まじい展開の早さ。
シンジくんにとっては最大の理解者であり、逆に彼の不安定な精神にトドメを刺す人物にもなってしまったような気も……。こうして伝説のラスト2話へと繋がっていくのですね。

カヲルくんの最初のセリフ(?)が鼻歌だったのは知らずにちょっとテンション上がりました。今となってはめちゃくちゃ貴重な石田さんの歌声なので。鼻歌だけど。
そして一言目聞いた瞬間、「声若っ!」と驚きました。石田さんはずっと声が変わらないと思っていましたが、こうして聞くとやっぱり変わってますね。この当時は声優デビュー6、7年目くらいだと思うので当たり前ですが。
石田さんは新劇場版「序」の時点で庵野さんからカヲルくんの役割や世界観について直々にレクチャーを受けていたそうですが、逆にこの「最後のシ者」の時はどこまで知って演じていたんでしょうか。
TV版のカヲルくんのセリフは大半が何を言ってるのか分からん……って感じなのに、そんなキャラをたった1話で演じきらなければならないなんて。
このカヲルくん以降、石田さんはミステリアス・銀髪・細身・色白・敵か味方か分からないという美少年を多く演じるようになりました。それだけ多くの方に衝撃とインパクトを与えたということですよね。その原点とも言えるカヲルくんをちゃんと見られて本当に良かったです。やっぱり石田さんは素晴らしいねッ!!!!

余談ですがTwitterで「最後のシ者」の感想を見てたら、カヲルくんの名前の由来がまた話題になってましたね。
「シ者」をくっつけると「渚」になり、「カヲル」は五十音順でそれぞれ一文字ずつずらすと「オワリ」になるというのが由来。繋げると「シ者オワリ」、つまり「最後のシ者」という意味になる。だから「カオル」ではなく「カヲル」なのねと初めて知った時感動しました。考えた人マジ天才……。

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※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
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コメント

  1. 立花浅黄 より:

    お礼についてはいいえどういたしまして。旧劇については自分が使える方法で見るといいです。有名なカヲルくん登場回です。石田さんが好きなら見れたのは良いことだと思います。私の中ではあるロボットアニメのキャラの声やってたのが印象的ですが。展開の早さはどうしようもないです。TV版と新劇は時間が違いますからね。

    打ってた文章が1回全部なくなってしまったので、短めで終わらせておきます。過去記事の話だし。

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