アニメアニメ感想

【アニメ感想】Buddy Daddies 第12話(終) 「#12 Daughter Daddies」

スポンサーリンク
12話のあらすじ

ミリと出会ってちょうど1年のクリスマス。母・美咲が保育園のクリスマス会に来られないと知って落ち込むミリに、一騎と零はクリスマス会を必ず観に行くと約束をして指切りを交わす。2人はそのまま組織を抜けるためボスに直談判しに屋敷へと向かうが……。

12話の感想

殺し屋の青年が2人が幼い少女を引き取って生活を共にする、という本作の設定。最後はどんな風に終わるんだろうと第1話の頃からずっと考えていました。
ミリが母親と一緒に暮らすことになってパパ2人とサヨナラEND。ミリがパパ2人の正体と真実を知って仲違いするも仲直りEND。零が家を継いで一騎とミリだけで暮らすEND。パパ2人が組織に殺されてミリは保護されるEND。
おそらくいろんな未来があった中で、実際に最終回で描かれたのは一番幸せでハッピーなエンディングでした。
一騎と零は組織を抜けて変わらずミリと幸せに3人で暮らしていくEND。平凡と言えば平凡だけど、最後まで見た感想としては思いのほか大満足。

殺し屋×育児という奇抜な設定の本作、育児アニメというとやはりミリの成長がテーマになるのかなと最初は思っていました。しかし最後まで見ると本当のテーマは「家族」であり、成長が描かれたのは零でした。
親の愛を知らずに育った零が、ミリと出会い強制的に父親となることで家族の愛を知ることになる。そんなテーマが一貫して描かれていて、とても丁寧に零の成長と変化が描写されていたように思います。
アクションアニメとして見てしまうとちょっと物足りないけれど、ホームドラマとして見るとかなりクオリティが高かったかと。

そんなに簡単に組織を抜けられるのっていう疑問は多少あれど、ボスが最後に零を撃たずに見逃したのは、彼にも確かに息子への愛情があったのではという意味合いがあったのかなと思います。
なおかつおそらく銃の腕ではすでに零が上だったこと、あのまま引き留めても零は自傷行為で抵抗をし続けるだろうことも。これ以上は零をコントロールできないと思ったんじゃないかなと。

またアニメーションとしては全体を通して非常に作画のクオリティが高かったことも満足感の一つ。制作会社がP.A.WORKSさんだったこともあり、とにかく安定していましたね。毎週何かしら登場する料理シーンも作画が素晴らしくてどれもめちゃくちゃ美味しそうでした。
個人的には第8話と第12話のアクションシーンがお気に入りです。どちらも画コンテが大好きなアニメーターの岡村天斎さんだったこともあり、派手ではないけど地に足着いた感じのアクションがハイクオリティな作画で見れて最高でした。動きに重みがあって好きです。
特にこの第12話のアクションは今までになく過激でしたね。小木埜の最期はちょっとヒェッ……となりました。
小木埜は最後までなんだか気味悪いキャラでしたが、自分が殺す相手の最期の言葉を書き残すことが趣味という設定がまた気持ち悪くて面白かったです。かなりインパクトありました。

ミリが最後まで真実を知らずに幸せなまま成長していたことに関しては賛否両論ありそう。これに関してもいくらでも終わり方はあったと思います。
ただ描かれていないだけでおそらくママがすでに死んでしまったことは、高校生の時点で知ってはいるのでしょうね。一騎が何かしら作り話したのか、それともミリが自分で察して口には出していないだけなのか。
一騎と零にとってはミリが本当のことを知ろうとしない限りはこのまま一生嘘を吐きとおし続けることが贖罪になると思っていそう。ミリが全ての真実を知って2人と大喧嘩する話も見てはみたいけど。
全編通して話が重く暗くなりすぎず、ミリの存在が作品全体のムードメーカーになっていて楽しく見られました。とにかくミリが可愛かったですね。
そして何よりミリ役の木野日菜さん、幼女役が本当に上手くて毎週驚かされました。ちょっとだけ女子高生ミリも見られて嬉しかった!

動画配信

見放題配信

dアニメストア for Prime Video
FOD
J:COMオンデマンド
milplus 見放題パックプライム
WOWOWオンデマンド
アニメ放題
バンダイチャンネル
DMM TV
Hulu
music.jp
ニコニコチャンネル
Video Market
TELASA
auスマートパスプレミアム
ニコニコ生放送
DMM TVスペシャル

※本ページの情報は2023年1月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

関連商品
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Twitterフォローもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました