【アニメ感想】青のオーケストラ第6話「雨の日」【アニメ感想】青のオーケストラ第6話「雨の日」 |

【アニメ感想】青のオーケストラ第6話「雨の日」

アニメ

2023.05.15

6話のあらすじ

オーケストラ部に入部してから2週間、夏の定期演奏会に向けてパートごとの練習が続く中、青野は大人数で音を合わせることの難しさに直面していた。
一方の律子は念願の2ndヴァイオリンの練習に加わるが、経験者たちの演奏についていけず何度も演奏を止めてしまう。それを見かねた立花静（CV.Lynn）にきつく当たられてしまい……。

6話の感想

オケ部に入って2週間、青野くんたちはパートごと（1st、2nd）に分かれての練習中。
ちなみに現状1stには青野くん、ハルちゃん、佐伯くん、原田先輩。2ndには律ちゃんと米沢先輩がそれぞれいます。
今回は2ndヴァイオリンの新キャラ・立花静が登場。演じるのはLynnさんです。
ただ部活を楽しみたいだけの人が嫌いと言う立花さんと律ちゃんは真っ向から対立。5歳からヴァイオリンをやっているという立花さんは当然実力も高く、初めて1年も経たない初心者と一緒に弾くというのは確かにストレスかもしれません。しかし律ちゃんも彼女なりに努力し、経験者の中で1人頑張っているのでやっぱり立花さんの言い方はちょっと良くない……。
何より、初登場時から比べたら律ちゃんのヴァイオリンめちゃくちゃ上手くなってるし。青野くんが顔をしかめるほどギーギー音しか出せなかった律ちゃんが今や経験者と一緒に弾けているんだから本当にすごい。努力の人ですね。
そんな律ちゃんを青野くんやハルちゃん、米沢先輩らが優しく見守る光景に心が温かくなりました。

さて季節はさらに進み雨が続く梅雨に突入。楽器にとって湿気は天敵だそうで、自分もびしょぬれなのに真っ先にヴァイオリンケースを吹く青野くん。そしてそんな青野くんにタオルを渡してあげる原田先輩、やはり最強の爽やかイケメン。
そんな中、いつもの小音楽室で女子たちが着替えていることに気づかずうっかり覗いてしまった青野くん。着替え中の姿を見られたハルちゃんは恥ずかしさのあまり、その後の練習でも顔が真っ赤。
青野くんと律ちゃんの仲の良さにやきもちを焼いたり、片思い中の相手に着替えているところを見られてしまったり、今回のハルちゃんは踏んだり蹴ったり……。

ハルちゃんにとっては律ちゃんも大切な親友、でもその親友が自分の好きな男の子と仲がいい。……なんとも青春過ぎて胸が痛い。
次回はそんなハルちゃんの胸中が語られるお話となりそうです。

青春部活アニメとして王道を突っ走っている青オケですが、唯一残念なのがやはり作画。
第1話のソロでヴァイオリンを弾く青野くんの演奏シーンは本当に素晴らしかったですが、オケ部に入ってからは演奏シーンがフル3DCG、日常パートも作画が安定しないとどんどんクオリティが落ちている印象。
CGは表情や髪、服のシワなどの作りこみは素晴らしいですが、近年のアニメはCG技術もどんどん上がっているのでそれと比べてしまうとちょっと物足りないかなという印象。とは言っても大人数での演奏はやはり作画コストが高すぎるのでCGなのはしょうがないことだと思います。
ただ日常パートの作画が危ういのは……頑張ってほしいとしか言えない。