7話のあらすじ
突然虎徹の家を訪ねてきた娘の楓とその友人・サロジャ(CV.松浦愛弓)。身近な大人の仕事をレポートにまとめるという学校の宿題のために、ヒーローである虎徹の会社を見学したいのだという。珍しく楓からストレートに褒められ舞い上がる虎徹だったが……。
7話の感想
連絡もなしにシュテルンビルトの虎徹さんの家にやってきた楓と友人のサロジャ。学校の宿題のためにヒーローとしての虎徹さんの仕事について知りたいとのことですが、ストレートに「お父さんの仕事が一番かっこいい」と褒めたり「お父さんの炒飯が食べたい」と言ったり、めちゃくちゃ素直でいい子な楓ちゃん。
……あれ? 楓ちゃんってこんな子だっけ。
と思っていたら、やはり裏があったようです。
楓ちゃん本人には会っていないのに違和感に気づくカリーナちゃん、さすが女の勘。「親の言うことを素直に聞く時は悪だくみしてる時」と言い当てるライアンもさすが。
実は楓ちゃんだけでなくサロジャもNEXTに目覚めた能力者。しかしちょっと変わった能力であるために学校でからかわれているようで、自分がNEXTであることに否定的である様子。
2人は虎徹さんが仕事で家を空けている間に、2人だけでヒーローアカデミーを見学しようとしていたようです。楓は純粋にヒーローになるため、そしてサロジャは自分がNEXTであることを馬鹿にされない居場所を見つけるため。
いわゆるシュテルンビルトのトップヒーローたちのように分かりやすくかっこいい能力であれば彼女も自分に自身を持てたのかもしれませんが、思春期の女の子は繊細で複雑……。
一方の楓も「ヒーローになりたい」と虎徹さんに言ったら否定されると思い込んでいたようで嘘を吐いてしまったそう。
実際、虎徹さんも楓がヒーローになりたいと言った時、嬉しい反面危ない仕事だからやってほしくないという思いもあったようで。親としては何とも複雑ですね。やりがいも誇りもある仕事だけれどいつ命を落としてもおかしくない危険な仕事を自分の子がやりたいと言い出したら……素直に応援できる親はどれくらいいるのか。難しい。
結局楓の思いを全否定するのではなく、「自分の気持ちがまだまとまらない」からと一緒に考えていこうと言える虎徹さん、かっこよかったですね。いつだって子は親の気持ちを分からず、いざ自分が親になった時に全てを理解するのかな……。
鏑木親子3世代の絆と愛を感じるお話でした。
さて一方、バーナビーの幼馴染でありシュテルンビルトで久々の再会を果たした研究者のマッティア。初登場時はチョイ役かと思いきや、どうやらかなり重要な人物になってきています。
彼の研究は脳神経を操作して、誰もがNEXTになれる世界を作るというもの。人間の脳の使用されていない部分に働きかけてNEXTを発現させることが目的のようですが、なんかめちゃくちゃ闇落ちしそう……。
成果が出なければ研究自体を辞めさせられるというプレッシャーの中、マッティアが何か間違いを起こさなければ良いのですが。
そして次回はついにトーマスのメイン回でしょうか。
さらにあの謎のフガンとムガンもいよいよシュテルンビルトに降り立ち、早速トーマスと接触するようですが果たして……?
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Netflixにて世界独占配信
※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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