アニメアニメ感想

【アニメ感想】天国大魔境 第10話 「#10 壁の町」

スポンサーリンク
10話のあらすじ

ジューイチの実話怪談「壁の町」は本物だった。「壁の町」にいる自分の赤ちゃんの生死を確かめたいという彼の依頼を受けて、「壁の町」と高原学園の茨木施設が同じ方向ということもありキルコとマルは彼の車で茨木を目指す。
しかしかつて「壁の町」があったという建物は人気のない廃墟になっており……。

10話の感想

やはり壁の町は実話だったんですね。妙にリアリティがあるからそうじゃないかと思ってましたが、まさか実際にそこへ行くことになるとは。
ジューイチが自分の赤ちゃんの生死を確かめたいと依頼をしてきたことで、高原学園の茨木施設と同じく茨城にあるという壁の町に向かうことになったキルコとマル。
女性だけの町だというそこでは胸の大きい女性は忌み嫌われるということでキルコはジャンパーの前を閉じ、男のマルは女装して向かうことに。この女装マルが思いのほか可愛い。まあ女の子のトキオと顔がそっくりってことは女顔なんだろうな。

出典:TVアニメ『天国大魔境』公式@毎週土曜日22時~絶賛放送中!(@tdm_anime)より

ちなみに今回非常にギャグ色が強く(特に前半)作画の雰囲気もこれまでとガラリと変わっています。
絵コンテを担当したのがTRIGGER所属の五十嵐海さんだからというのが大きそう。ちょっとクセ強めなので好みが別れそうですが、個人的には躍動感とメリハリがあって好き。作画自体のクオリティは変わらず素晴らしいですし。

壁の町に乗り込んだキルコとマルでしたが、そこはすでにもぬけの殻。生活感だけを残して建物は廃墟となっており、しかもなんと人食いが住み着いている様子。人が凍るほどの冷気を生み出す人食いに2人は窮地に陥るも、キルコが機転を利かせて何とか撃退。
壁の町には誰もいなかったと知るとジューイチは肩を落としてしまいます。彼にとっては赤ちゃんの生存を確かめることと、壁の町の住人らに復讐することだけが生きがいだったのでしょう。
ところが展開は思わぬ方向へ。なんとジューイチと同じく種豚だった男たちが数人生き延びており、ジューイチの子も無事とのこと。まさかの2人は再会を果たすことに。
なんでもジューイチが脱走し、女たちが処刑されてからひと月ほど後の深夜に人食いが壁の町を襲撃。赤ちゃんの夜泣きで起きていた種豚たちは全員無事に逃げられたとのこと。女たちは人食いに殺されてしまったようです。
ジューイチは愛する我が子の十五と再会、キルコとマルは美味しいご飯と温かい風呂、さらには車までもらえてハッピーエンド……とはいかないのがこの作品。

ラストにとんでもない事実が判明。
まず一つ目はジューイチの息子・十五が人食いだったということ。廃墟でキルコとマルを襲った人食いと同じ冷気を発生させされる能力を持っていた十五。まだ能力をコントロールできないようで、化け物にもなっていませんがマルには人食いの気配が感じられるそう。
またジューイチはかつて十五の母親2人からストラップを貰っており、それを3人はお揃いとして肌身離さず持っていたようなんですが、なんと廃墟にいた人食いの足をよく見るとそのストラップがついているんですよね……。つまりあの人食いが十五の母親のどちらかだったということ。ということは人食いは遺伝する?

そしてジューイチの真の目的。
彼はキルコとマルが旅立った後、なんと十五を代わりに育ててくれていた種豚の男を殺害。
壁の町を脱出したあの日、脱走者がいると叫んだのがその男でした。女たちが死んだことで彼の復讐は終わったかに思われていましたが……。
ジューイチは十五を連れて仲間たちのもとを去り、そして2人はどこへ向かうのか。
ほっこりいい話で終わるかと思いきやこの後味の悪さ。この作品らしい衝撃的なラストでした。

一方、天国――高原学園ではいつの間にかお腹が大きくなったトキオの出産が近づいていました。しかし未だ学園側は真実を伝えていないらしく、トキオはお腹の中の何かを摘出するのだと教えられているよう。
さらに学園には新たな生徒たち、5期生が登場。どの子たちもかなりクセが強くインパクト大。5期生の登場、トキオの出産が学園にどんな影響をもたらすのか。いよいよアニメも終盤に入りさらに衝撃的な展開が続きそうです。

動画配信

ディズニープラスにて世界見放題独占配信

ディズニープラス

※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

関連商品
スポンサーリンク
スポンサーリンク
シェアする
Twitterフォローもよろしくお願いします!

コメント

タイトルとURLをコピーしました