13話のあらすじ
不気味な植物の姿になり果てた牡丹、絶望する佐切たちだったがそこへ士遠とヌルガイが駆け付ける。不完全ながらもタオを感知し操る士遠の攻撃は牡丹の再生を遅らせるが、花の触手はかすっただけでも士遠を花化させてしまい……。
13話の感想
現状、島に残存する人間の中で最強と思われる士遠がついに佐切たちと合流。これはあまりにも心強い! どうやらここへ来るまでもヌルガイと共に島の化け物たちを使ってタオの鍛錬をしていたようで、以前よりも明らかに強さが増しています。
またタオにはいくつか種類がありそれぞれ相性もあるようですが、士遠は佐切と同じく牡丹のタオに相性がいい様子。ちなみにその2人とさらに相性がいいのがヌルガイらしく、抱き着く(触れるだけでも)ことで士遠と佐切のタオがわずかながら回復するという効果も。とすると回復に特化したキャラも出てきそう?
異形の化け物と化した牡丹に対し、士遠を援護する形で佐切とヌルガイも戦いに加わり対牡丹戦最後の大勝負。
人の姿の時の弱点は丹田、植物化した時の弱点は胚珠。それを見抜いた仙汰の助言によって、ついに最後は士遠がトドメを刺す形となりました。
佐切とヌルガイが囮、花化対策に杠の忍術と包帯、弱点を見抜いた仙汰、そしてトドメの士遠。実際に戦っていたのは3人だけですが5人全員の力を合わせての勝利というのがアツい!
また敗北した牡丹が花びらとなって散り、地面には大量の牡丹の花が咲き誇るという演出が鳥肌でした。血まみれの戦いにはあまりにも不釣り合いな艶やかで美しく咲き誇る牡丹の花々。不気味なのに美しい、アニメならではの演出。
仙汰は杠の介抱も空しく命を落とすことになってしまいましたが、最期まで杠とのやり取りが非常に印象的で尊かったですね……。
もう助からない、これ以上薬を使っても無駄と冷酷な判断を下しながらも、山田浅ェ門やしきたりに縛られ続けた仙汰に「もう全部いらない」と優しく抱きとめる杠。
冷たいようで愛情は確かにあって、薄情なようで思いやりもあって。決して本心を見せない杠のたまに見せる優しさにぐっときてしまいます。個人的にはヌルガイ・典坐と並んで好きなコンビでした。

一方連戦続きでぶっ倒れた画眉丸はようやく意識を取り戻すも、その体には異変が起きていました。なんと道士との戦いどころか、なぜこの島に来たのか、そして妻がいた記憶すら失うという記憶障害。
どうやらタオの過剰な消費によって起こる副作用は人によってだいぶ異なっているようです。吐血した佐切、首筋に不気味な紋様が現れた弔兵衛、そして記憶を失った画眉丸。このままでは奥さんと出会う前の冷酷な画眉丸にまた逆戻り……。
さらに杠は石隠れの里長が不老不死だったというのは幻術だったのではないかと推測。里のこどもたちに恐怖を植え付け反抗心を封じるために作った幻だったという説。牡丹の言う通りこの島に不老不死の仙薬がないのなら、里長の幻術説はかなり現実味を帯びてきます。
そしてさらに、画眉丸を操るために妻の存在も結婚も全てが幻術だったのではないかという恐ろしい推測も。全てが嘘だったのではないかという不安に駆られる佐切と、記憶を失ったことで妻のことを忘れてしまった画眉丸を同時に描くことによって真実味が強まる演出があまりにも憎い。いやでも幻術じゃなく現実であってほしい~!
衝撃的なラストで幕を閉じた第1期。早くも島に上陸した浅ェ門の内5人が死亡するという過酷な戦い。画眉丸は記憶を失い、未だ佐切との再会も先が見えません。
そして幕府は島に新たな浅ェ門を送ることを決定。第1期最終回にして新キャラの登場とはまたアツイ!
しかもイケメン! 声優が誰になるのかも気になりますね。

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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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