13話のあらすじ
学園の壁に空いた穴から外に出たミミヒメたち。そこに広がるのは広大な森。タカはこれが先生の言っていたテストなのかもしれないと考え、4人は「外の外」を目指して歩き出す。
一方、2日経っても戻ってこないキルコに痺れを切らしたマルは大ろ過施設へと向かうが……。
13話の感想
・桐子の体に残る記憶
露敏に監禁され横たわるキルコの脳裏に蘇った一瞬の記憶。それはベッドで眠る春希の姿と、露敏の声、そして銃声。またキルコと再会した時、露敏が見せた恐怖の表情。
一番嫌な想像をするならば、元々露敏は桐子に体の関係を迫っていて、浅草での事件後、桐子を襲おうとして抵抗され銃殺してしまった? それを迫田が助けて春希の脳を移植した? 再会した時、露敏が恐怖したのは桐子が生き返って自分を殺しに来たと思ったから?
あまりにも嫌な考察ですが桐子の(精神的な)死に露敏は深く関わっていそう。
・怒りに我を忘れるマル
全裸で両手を縛られていたキルコの姿を見て、露敏に殺意を抱いたマル。逃げる露敏を無言で追い詰め、何も言わずに殴り続けるその姿に狂気性が垣間見えました。
宇佐美たちの死に「俺は死しか生まない」と泣いていたあの純真さは鳴りを潜め、浮かび上がるのは怒りと憎しみと殺意。キルコが止めなければ間違いなく露敏は死んでいたでしょう。
しかしキルコの「露敏を殺さないで」という声を聞いたマルは葛藤の末に露敏の前から立ち去りました。
ちなみにこの後、露敏は忽然と姿を消していましたが一体どこへ消えたのやら……。

・露敏が逃げ込もうとした部屋の謎
マルから追われる露敏が鍵のかかった部屋に逃げ込もうとしたものの、焦って鍵を開けられず諦めた部屋。後に復興省らしき男たちがその部屋に入ると、四肢の一部を失い謎の黒い物体(生物っぽい)に繋がれた女性の姿がありました。一瞬ミミヒメと同じような状態かと思いましたが、繋がっていたのが機械ではなく黒い変な形の生物だったのが気になります。あれもヒルコ?
そもそも、露敏はなぜあの部屋に逃げ込もうとしたんでしょうか。あの謎の生物にマルを襲わせようとした? それともあの中に大事な資料か何かがあり、それを持って逃げようとしたとか?
それ以前に露敏が本当は何がしたかったのかも謎ですね。今分かっていることだけでは、ただただ胸糞悪い男だったとしか……。
・桐子と同化し始めている春希
自分が本当に春希なのか自信が亡くなり始めていたキルコ。すでに桐子の体と春希の脳が違和感なく同化し始めているのかもしれません。
露敏に裏切られ襲われて泣きじゃくるキルコに、春希でもなく桐子でもなく「あんた」が好きなんだとまっすぐに二度目の告白をするマル。男なのか女なのか、春希なのか桐子なのか、そんなことはきっとマルにとってはどうでもよくて、今の「キルコ」が大好きなんだという純真な気持ちに見ているこちらまで浄化されるようでした。これからはキルコがマルを守るのではなく、お互いがお互いを守って助け合って旅を続けていくんでしょうね。ずっと変わらない関係でいてほしいな(マルには酷か……)。
・「外の外」に向かうミミヒメたち
ミミヒメ、シロ、タカ、アンズの4人は学園の壁に空いた穴から外へ。「外の外に行く」というテストの内容がこの壁の向こうにあるのではと考えたタカは行けるところまで行ってみようと提案。そこはこどもたちにとっては初めての「外」。気温は調整されていないし、地面は整備されていないし、大きな虫や鳥がいるのも初めて。
どんどん先に向かうタカに対して、ミミヒメは「みんなにも伝えたい」と言って施設に戻ることを選択。ここでミミヒメとシロ、タカとアンズのふたつに別れます。

・宇佐美の握っていたボタン
施設に戻ろうとしたもののなぜか森の中で迷ってしまったミミヒメとシロ。途中で川を見つけるも、崖が崩れて2人は崖下へと落ちてしまいます。咄嗟にミミヒメを庇って頭や腕に怪我を負ってしまったシロ。
そんな彼に「どうしてそこまでするの」と少し声を荒げるミミヒメ。シロは「ミミヒメが大好きなんだ」と何度も言葉を選びながらまっすぐに伝えました。
初めてその気持ちを伝えた時は、体に触れたいとか舐めたいとか自分の欲求を伝えていただけのシロが、「ミミヒメが許してくれるなら」と付け加えるほど相手を思いやる誠意を見せてくれました。性別の違いさえ教えてくれない施設の中で、シロは自分の中でじっくりミミヒメへの気持ちを正しい方向へと育てていたことに感動。
そしてそんなシロに対して、ミミヒメは自身の制服のボタンを引きちぎりシロへと渡します。
これこそが、宇佐美が最後の最後まで大切に持ち歩き、死の直前に愛おしそうに握りしめていたあのボタン。きっとミミヒメから初めて貰ったプレゼントであり、何よりも大切な宝物だったのでしょう。本当に尊い、この2人……。本当の天国で幸せに暮らしていてほしい……。
・トキオに渡った「〇」じゃない方の赤ちゃん
猿渡や青島たちの相談の結果、真実を伝えて赤ちゃんをトキオに返してあげることに。その際、職員たちが赤ちゃんが2人いることに驚いていたものの、「双子だったんですか?」と問われた青島が「そんなようなものです」と答えたのが謎。やっぱり双子ではなかったんですね。ということはもう一人の赤ちゃんは何者? クローンとか?
どちらが本物の赤ちゃんなのかを問われた猿渡は葛藤の末に「〇じゃない方の赤ちゃん」と答えます。おそらくこの「〇」がついている方が、後のマル。しかし問題なのはマルが本当にトキオの子だったのか、それとも偽物(?)の方だったのかということ。何もかも謎。
・トキオに生まれた母性
自分が赤ちゃんを産んでいたことを教えられ、自分の子を初めて抱き上げたトキオ。コナにも見せたいと言うも、そこへなぜか血まみれの園長が赤ちゃんを奪おうと登場。ミーナに襲われ赤ちゃんを奪われそうになったトキオは無意識にか全身から謎の赤い触手(?)のようなものを発現させ、辺りはまばゆい光に包まれます。
この後一体どうなったのかは不明。マジで何もかも謎。
・ミミヒメたちはついに外の外へ……
ED後の映像で、結局施設には戻らずタカとアンズと共に学園を出たらしいことが示唆されたミミヒメとシロ。船で向かう彼の先に見えた栄えた都市。おそらくまだ大災害が訪れる前の日本の風景。
ミミヒメとシロがその後どうなったのかは作中でも描かれた通りですが、タカとアンズはどうなったんでしょうね。作中では描かれていない……ですよね?
・謎は謎のままで終わった最終回
原作は未完、どころかまだ9巻(2023年6月現在)までしか発売されていないということもあり多くの謎を残したまま最終回となりました。半端なところで終わるんだろうなと覚悟はしていましたが、実際に見てみたら「えっここで終わり!?」と思ってしまいました。あまりにも続きが気になりすぎる。
学園を襲ったのは一体何だったのか、大災害は? ヒルコの正体は? 露敏の目的は? マルの正体は? ミミヒメの耳どうなってんの? etc.
その続きが気になる人はぜひとも原作を買いましょう(笑)。原作が売れればきっとアニメ2期も作ってもらえるはず……!!
アニメの続きが気になる人は原作コミックスがオススメ!
アニメでは原作コミックスの1巻~6巻辺りまでが描かれたようなので続きが気になる人は7巻から読むのがオススメ。
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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
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