アニメアニメ感想

【アニメ感想】地獄楽 第12話 「傘と墨」

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12話のあらすじ

天仙たちの住まう蓬莱へと辿り着いた佐切たち。そこに待ち受けていた天仙・牡丹ムーダンは木人の首を刎ね飛ばすと彼らの信仰は全て嘘だったと笑い飛ばす。その人ならざる気配に命の危機を感じた杠は逃げようとするが捕まってしまい……。

12話の感想

蓬莱に辿り着いた佐切たちを待っていたのは天仙の1人・牡丹ムーダン。彼は真っ先に木人の首を刎ね飛ばすと、天仙が神であることも、死後その魂は天仙たちの住まう蓬莱に向かうことも、それら全ての信仰は嘘だったと残酷な言葉を投げかけます。木人たちはあくまでも彼らの作り出した試作品。
そして島を訪れる人間たちは彼らにとってはただの実験材料。質の良い人間はタオにされ、それら以外は実験に使われる。いよいよ神の島ではなく人為的に作られた実験場の島だったことが分かってきました。

牡丹からは逃れることすらできないと悟った杠は忍術を使って容赦なく攻撃。普通の人間なら即死のところ、牡丹は何事もなかったかのように再生。
その戦いの中で、杠の忍術にはタオを使っていることが判明。彼女たちの故郷では「氣」と呼ばれていたようです。
これまで戦闘のほとんどを画眉丸や佐切に任せていた杠ですが、実際に戦っている姿を見るとかなり強いですね。その上、毒薬を飲むとそれを体液として放出できるというとんでもない技の持ち主。これにもタオを応用しているようですが、さすがの牡丹も驚いている様子。実は画眉丸と同じくらい人間離れしてますね、杠さん。
しかしその杠の忍術を使っても倒せない牡丹。

出典:『地獄楽』公式(@jplus_jigokurak)より

そんな中、佐切の一太刀を受けた牡丹の傷が再生しないという事実から、とある特殊な呼吸法によって放った佐切の一撃は牡丹にとっては致命傷であることが判明。どうやらタオにもいくつか種類があり、佐切のタオは牡丹のタオと相性がいいらしいという杠の見解。
こうして杠と仙汰で牡丹の動きを封じ、佐切の一撃によって天仙の弱点である丹田を切り裂くことによってついに牡丹を撃破。
ここまで天仙と遭遇した多くの登場人物たちが死亡もしくは重傷を負った中で、初めて佐切たちが天仙を倒すことに成功しました。佐切のタオが相性が良かったのも大きいと思いますが、絶望続きだった中でようやく希望が見えてきましたね。
ただ一方で、牡丹の口から「不老不死の仙薬などこの島に存在しない」という衝撃発言もあり、死罪人たちの行く末にはまたしても暗雲が……。

しかし絶望的な状況の中でも「生きてさえいればどうとでもなる」と常に前向きな杠。牡丹との戦いの最中も、仙薬がないことに絶望する佐切を奮い立たせたのも杠でした。今までどうしても卑怯な面が目立っていましたが、杠のこのポジティブさと命への執着が眩しい。
そしてそんな明るさと自由さに憧れを抱いていたという仙汰。彼が度々命がけで杠を守ろうとしていたのはその憧れから来るものだったようです。
本当は絵描きになりたかったのにお家柄、山田浅ェ門としてしか生きる道がなかったという仙汰。人殺しの宿命を背負うその重さに耐えかねていた時に出会った杠。自分に嘘を吐き続けてきた仙汰にとって、自分にだけは嘘を吐かない杠が羨ましく見えていたとか。
だからこそ、花化した牡丹の攻撃から杠を庇い、最期は花となって……。

出典:『地獄楽』公式(@jplus_jigokurak)より

このラスト数秒の絶望感にぞくぞくしました。
しかしそこへ颯爽と現れた士遠先生!! ついに最強の助っ人が合流!! いよいよ面白くなってきたところでまさかの次回は最終回です……。

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※本ページの情報は2023年4月時点のものです。
最新の配信状況は各配信サイトにてご確認ください。

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